座長の山田邦子が「ジャニス」に向けて意気込み、「今年の私の1番のお仕事」
ステージ
ニュース

Room NO.925「ジャニス」取材会より、左から水谷あつし、山像かおり、山田邦子、橋本祥平。
Room NO.925「ジャニス」の取材会が、本日7月5日に東京都内で開催された。
Room NO.925(ルームナンバークニコ)は、2000年から2003年にかけて上演された“夢シリーズ”と呼ばれる作品群で座長を務めた山田邦子とプロデューサーの難波利幸が、20年以上ぶりにタッグを組む演劇企画。第1回公演「ジャニス」では、堤泰之の書き下ろしを三上陽永が演出する。
今は解散した伝説の5人組ガールズバンド・ガーネットの元メンバーたちに、メンバーだったデボラの訃報が届く。デボラが経営していたROCK BARに集まった関係者たちは、解散後音信不通だったメンバー・ジャニスの登場に、感情が掻き乱されることになり……。
本日の取材会には、山田、山像かおり、橋本祥平、水谷あつしが出席。座長を務めるジャニス役の山田は「キャスティングはすべて難波さんにお任せしました。その場その場で出会った人たちとスパークしていくのが楽しみ。今回もこのキャストの中から大親友ができるかも」と期待を語る。
ガーネットの元メンバー・シンディ役の山像は「老若男女、いろいろな方に観ていただけるような舞台に」と意気込み、デボラの30歳年下の恋人・奥原諒太役の橋本は、劇中でドラムを披露すること予定であることに触れ、「本業である役者として、作品の中でドラムを叩くという密かな夢がかないそうでワクワクしている」と喜びを明かす。ガーネットの元マネージャー・井田譲治役の水谷は、山田と約22年に共演することに言及し、「また一緒にできることが幸せ。邦子さんの力が100%発揮できるように支えたいと思います」とコメントした。
最後に山田は「65歳、いわゆる老後と言われる年齢かもしれないけど、こんなに楽しいことが始まるとは思っていませんでした。今回は第1回と銘打っていますが、Room NO.925(ルームナンバークニコ)にちなみ、925回を目指していきたいですね。今年の私の1番のお仕事だと思います。集中してがんばっていい作品を作りますので、8月はぜひみなさん来てくださいね。合言葉は“ジャニス”です」と述べ、取材会を締めくくった。
%play_3558_v1%