Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > 「鬼平犯科帳」で松本白鸚・松本幸四郎・市川染五郎の高麗屋三代共演「七月大歌舞伎」開幕

「鬼平犯科帳」で松本白鸚・松本幸四郎・市川染五郎の高麗屋三代共演「七月大歌舞伎」開幕

ステージ

ニュース

ナタリー

松竹創業百三十周年「七月大歌舞伎」夜の部「鬼平犯科帳」より。

松竹創業百三十周年「七月大歌舞伎」が昨日7月5日に東京・歌舞伎座で開幕した。

松竹創業百三十周年「七月大歌舞伎」昼の部では、新歌舞伎十八番より「大森彦七」「船弁慶」「高時」「紅葉狩」の4演目が上演される。南北朝時代の怪異話が題材の「大森彦七」には市川右團次、市川九團次、大谷廣松が出演。「船弁慶」では静御前 / 新中納言平知盛の霊を市川團十郎、「高時」では雷鳴と共に現れた天狗に翻弄される横暴な執権・北条高時を坂東巳之助が勤める。また舞踊劇「紅葉狩」では、團十郎が更科姫実は戸隠山の鬼女役で登場する。

松竹創業百三十周年「七月大歌舞伎」夜の部では、松本幸四郎の出演で「鬼平犯科帳」を上演。「鬼平犯科帳」は、“鬼平”こと長谷川平蔵が活躍する、池波正太郎の時代小説シリーズ。1969年には池波の希望で、初世松本白鸚(当時は八代目松本幸四郎)主演で映像化され、その後、1989年から2016年まで二世中村吉右衛門が鬼平を演じた。昨年には池波の生誕100年を記念し、新シリーズとして当代幸四郎主演による「鬼平犯科帳」のテレビドラマ版と映画版が放送・上映された。今回の公演では長谷川平蔵役の幸四郎、長谷川銕三郎役の市川染五郎、長谷川宣雄役の松本白鸚の高麗屋三代が共演。また頭目の普賢の獅子蔵役の團十郎らも出演している。

さらに夜の部では、染五郎、市川團子による舞踊「蝶の道行」も。本作では、恋が報われず世を去った助国(染五郎)と小槇(團子)が蝶の姿となって花咲く野辺で舞い踊る姿が描かれた。

松竹創業百三十周年「七月大歌舞伎」の公演は7月26日まで。

%play_3773_v2% %play_3772_v4%

無断転載禁止