宇宙飛行士・野口聡一、ディズニー&ピクサー「星つなぎのエリオ」に日本語吹替で参加
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左から野口聡一、「星つなぎのエリオ」日本版本ポスタービジュアル
ディズニー&ピクサー最新作「星つなぎのエリオ」に宇宙飛行士・野口聡一が日本語吹替で参加していることがわかった。
同作では、宇宙が大好きなエリオが、さまざまな星のリーダーが集まる“コミュニバース”でエイリアンの少年グロードンと出会い、絆を深めていくさまが描かれる。日本版声優には川原瑛都、清野菜名、佐藤大空、松山ケンイチ、野呂佳代、マユリカの中谷が名を連ね、渡辺直美がUSオリジナル版と日本版の両方で声優を担当した。
劇中では、天文学者で作家の故カール・セーガンが「宇宙に存在するのは人類だけか、我々は孤独か」と語る実際の音声が仕様されており、野口はその吹替を担う。彼は「我々世代にとってカール・セーガンさんの『コスモス』というテレビ番組は非常に影響力があって、あの番組を見て宇宙飛行士になりたいと、宇宙科学関係で働きたいと思った人はいっぱいいると思うんです。私も高校生くらいの時だったのですが、毎回放送を楽しみにしていたことを覚えています」とコメント。「星つなぎのエリオ」については「はるか遠い宇宙の冒険活劇のようだけど、これは孤独と絶望に苛まれる少年エリオが大切な人との心の絆を取り戻す、魂の再生の物語です。さまざまな出会いを通して、姿の違いや意見の衝突を乗り越えながら、エリオは共生することのすばらしさを学んでいきます。誰からも愛されない、必要とされてないと嘆いているあなたにこそ、この映画を観てほしい」と述べた。
「星つなぎのエリオ」は8月1日より全国ロードショー。マデリーン・シャラフィアン、ドミー・シー、エイドリアン・モリーナが監督を務めた。
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