山田裕貴主演の映画「爆弾」不穏なキャラビジュアル到着、新キャストは坂東龍汰・寛一郎

山田裕貴が主演を務めるミステリー映画「爆弾」より、新たなキャラクタービジュアルが到着。あわせて坂東龍汰、寛一郎の出演が発表された。

同作では、“スズキタゴサク”と名乗る謎の中年男性が東京都内に仕掛けられた爆弾の存在を予告し、刑事たちの問いかけをかわしながら謎めいたクイズを出す様子が描かれる。山田がスズキタゴサクと対峙する警視庁捜査一課の交渉人・類家、佐藤二朗がスズキタゴサクを演じた。

キャラクタービジュアルには、類家、スズキタゴサク、爆弾捜索に奔走する交番勤務の巡査・倖田、スズキタゴサクの過去を追う刑事・等々力、類家の上司でスズキタゴサクとの交渉に加わる清宮らの姿が切り取られた。なお伊藤沙莉が倖田、染谷将太が等々力、渡部篤郎が清宮に扮した。個別のビジュアルには「じゃあ始めましょうかスズキさん。化け物退治を」「でも、爆発したって、べつによくないですか？」など、不穏な言葉が添えられている。

新キャストの坂東は、倖田にとって相棒となる交番勤務の巡査長・矢吹役に起用された。彼は「本編は絶対面白いし、イケてる映画になっていると思います」とコメントする。

そしてスズキタゴサクの見張り役を務める刑事・伊勢役を担った寛一郎は「大半を取調室のワンシチュエーションで展開され、それがエンターテイメントになっている稀有な作品だと思います」と映画の魅力をアピールした。

「爆弾」は10月31日より全国ロードショー。呉勝浩の同名小説を「帝一の國」「キャラクター」の永井聡が実写映画化した。

坂東龍汰 コメント

矢吹という役は、伊藤さん演じる倖田沙良との“バディ”の関係性なので、二人の空気感は永井監督とも話しながら作り上げていきました。伊藤さんは、一緒にいてとても落ち着く方で、同じ空気を持っているような感覚がありました。警察の衣装を着て、伊藤さんと二人で横並びの写真を撮ってもらったんですけど、良いバディ感が出ていると思いました。着るとスイッチが入るわけではないですが、自然と背筋が伸びるので、役作りの助けになりました。本編は絶対面白いし、イケてる映画になっていると思います。リアルな爆破シーンや会話劇の頭脳戦など、様々なエンターテイメントの要素が盛り込まれた超大作です！

寛一郎 コメント

外回りで爆弾を探すチームもいますが、大半を取調室のワンシチュエーションで展開され、それがエンターテイメントになっている稀有な作品だと思います。私が演じた伊勢というキャラクターは、取調室で起きた内容を記録する書記係という役割で、一緒の空間にいながら、その場の芝居合戦を小劇場の一番良い席で見ることができる感覚で、先輩方の芝居を間近で見られる贅沢な時間でもありました。原作小説の良さを受け継ぎつつ、3次元になることで、映像ならではの迫力が加わり、原作ファンの方々も驚いて頂けるシーンになっていると思いますので、ぜひ劇場で楽しんでください！

©呉勝浩／講談社 ©2025映画『爆弾』製作委員会