「平場の月」新キャストに安藤玉恵・椿鬼奴・柳俊太郎ら、堺雅人の息子役は倉悠貴
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「平場の月」新キャスト。上段左から安藤玉恵、椿鬼奴、柳俊太郎。下段左から倉悠貴、塩見三省
堺雅人が8年ぶりに実写映画の主演を務め、井川遥と共演する「平場の月」の新キャストが解禁。安藤玉恵、椿鬼奴、柳俊太郎、倉悠貴、塩見三省の参加が明らかになった。
朝倉かすみの同名小説を原作とする本作は、中学時代の同級生同士が35年ぶりに再会し、離れていた時間を埋めるように心を通わせていくラブストーリー。妻と別れて地元の印刷会社に再就職した青砥健将に堺、夫と死別しパートで生計を立てている須藤葉子に井川が扮し、坂元愛登と一色香澄が青砥と須藤の中学生時代をそれぞれ演じた。
安藤は青砥や須藤の同級生で、須藤のパート先の同僚であるうみちゃん役で出演。椿鬼奴は同じく同級生で青砥が働く印刷所の同僚・安西知恵役、柳は印刷所の後輩・リリー役に起用され、連続テレビ小説「あんぱん」に出演中の倉は青砥と元妻の間の息子・青砥健介役を担った。塩見は青砥と須藤が通う焼鳥屋の大将で、2人の行く末を静かなまなざしで見守る児玉太一役に選ばれている。
本作の監督を務めたのは、「花束みたいな恋をした」「片思い世界」の土井裕泰。彼は初タッグとなった堺について「原作や台本もボロボロになるまで読み込んで、情報をすべて取り込んでいるが、最後は削ぎ落して、そのまま立っている感じがします。現場で堺さんのお芝居を見て『青砥ってこういう人なんだ』と教えられるような、青砥をわかっていくことが多いです」とコメントしている。
「ある男」の向井康介が脚本を手がけた「平場の月」は、11月14日より全国で公開。中村ゆり、でんでん、吉瀬美智子、大森南朋もキャストに名を連ねている。
※柳俊太郎の柳は木へんに夘が正式表記
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