夜能「船弁慶 後之出留之伝」に鈴村健一、静御前と別れて覚悟を決めた源義経を読む
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鈴村健一
夜能~語り部たちの夜~「船弁慶 後之出留之伝」が10月11日に東京・宝生能楽堂で開催される。
「夜能」は能の曲を朗読劇と能で楽しめるシリーズ。今年は源義経をテーマにした作品が上演され、第3弾となる今回は義経の覚悟と別れを描いた「船弁慶 後之出留之伝」が届けられる。源頼朝と不和の義経は船出の地・尼崎へ向かい、弁慶にこれまで同行してきた愛妾・静御前を都へ還すよう説得される。静は烏帽子を着け、本来は出舟を寿ぐ舞を舞い、別れを告げた。一行が海に出ると、穏やかだった海はやがて荒れ始め、平家の将・平知盛の亡霊が義経に襲い掛かり……。
朗読パートの脚本を長田育恵が書き下ろし、朗読を鈴村健一が担当するほか、能パートではシテを小倉健太郎、子方を寶生知永が勤める。なお、鈴村は今回が「夜能」初出演となる。チケットの一般販売は7月12日10:00にスタート。
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