生き別れた兄弟が“指揮”を通して絆を深める「ファンファーレ!ふたつの音」予告
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「ファンファーレ!ふたつの音」場面写真
フランス映画「ファンファーレ!ふたつの音」の予告編と場面写真13点が公開された。
第50回セザール賞で作品賞・主演男優賞など7部門にノミネートされた本作は、生き別れた弟と出会ったスター指揮者の物語。世界を飛び回る指揮者のティボは白血病と診断され、ドナーを探す中で自分が養子であることや、弟ジミーの存在を知る。かつて炭鉱で栄えた町に暮らし、仲間との吹奏楽団が唯一の楽しみであるジミー。ティボは育ちも性格もまるで違う弟に音楽の才能を見出し、全力で応援することを決意するのだった。
「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」のバンジャマン・ラヴェルヌがティボ、「秋が来るとき」のピエール・ロタンがジミーを演じている。「アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台」のエマニュエル・クールコルが監督・脚本を担った。
YouTubeで公開された映像には、いきなり現れ、兄を名乗るティボに「何言ってんだコイツ」と驚き戸惑うジミーの姿を収録。弟に絶対音感があることを見抜いたティボが「指揮をやってみたら? 僕が教えるから」とジミーに勧める様子も映し出された。場面写真には、オーケストラを指揮するティボや、ジミーが所属する楽団の面々、指揮に挑戦するジミーを見守るティボの表情が切り取られている。
「ファンファーレ!ふたつの音」は、9月19日より東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国で公開。
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