アニタ・パレンバーグのドキュメンタリー10月公開、スカーレット・ヨハンソンが声の出演
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「アニタ 反逆の女神」日本版ビジュアル
女優・モデルとして活躍し、2017年に死去したアニタ・パレンバーグのドキュメンタリー映画「Catching Fire: The Story of Anita Pallenberg」が、「アニタ 反逆の女神」の邦題で10月25日より公開されるとわかった。
第76回カンヌ国際映画祭クラシック部門で上映された同作は、ザ・ローリング・ストーンズのミューズであったパレンバーグの人生を映し出すもの。彼女は1965年にストーンズの公演を観に行ったことでリーダーのブライアン・ジョーンズと恋に落ち、映画「パフォーマンス」で共演したミック・ジャガーも虜にする。そしてジョーンズの死後はキース・リチャーズとの間に3人の子をもうけた。だが末っ子を亡くし、ドラッグの問題によって逃げるように引っ越しを繰り返す彼女の一家には悲劇が。パレンバーグはそれでも地獄から不死鳥のごとくよみがえる。
作中では、パレンバーグの死後に発見された未発表である回顧録の言葉の声をスカーレット・ヨハンソンが担当。さらにキース・リチャーズのほか息子マーロン・リチャーズ、娘アンジェラ・リチャーズが家族の秘話を語るほか、パレンバーグの親友でもあったマリアンヌ・フェイスフル、パレンバーグを崇拝するケイト・モス、映画監督フォルカー・シュレンドルフらも登場する。監督を務めたのはアレクシス・ブルームとスヴェトラーナ・ジル。マーロン・リチャーズは製作総指揮も担った。
「アニタ 反逆の女神」は東京・K's cinema、アップリンク吉祥寺ほかにて順次公開。配給はオンリー・ハーツが担う。
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