筧美和子主演「オオムタアツシの青春」予告解禁、主題歌はMisiiN

筧美和子の初主演映画「オオムタアツシの青春」が、9月19日より福岡県で先行公開、9月26日より全国で公開されることが決定。あわせて予告編と本ビジュアルが解禁、本作の主題歌がアーティストデュオ・MisiiN（ミシエヌ）の書き下ろし楽曲「Heartache Homework」であることが発表された。

福岡県大牟田市を舞台にした本作では、苦節する大人たちと病気を抱えながらも前向きに生きる少女の出会いから物語が展開される。筧が洋菓子店をオープンさせるために大牟田へやってきたパティシエ・五十嵐亜美を演じ、人には言えない過去を持つ青年・高杉司役を福山翔大、糖尿病の少女・古賀日菜子役を奥野楓、車上生活を送る初老の男性・樋渡静男役を陣内孝則が担った。監督を務めるのは「恋のしずく」「いのちスケッチ」の瀬木直貴。

今回解禁された本ビジュアルには、「生きるって、そんなに甘くない──。だけど、ほんのり温かい。」というキャッチコピーとともに、筧の笑顔と陣内の真剣なまなざし、福山の何かを見守るような表情、夕日を眺めながら談笑する登場人物たちの後ろ姿が収められた。

YouTubeで公開された予告編では、亜美が洋菓子店オープンに向けて試行錯誤し、静男と司も出店準備に駆り出される様子が描かれる。さらに日菜子も加わり、年齢も経歴もバラバラの4人がトラブルに巻き込まれながらも、支え合い生きていく姿が映し出された。映像のラストは亜美がほほえむシーンで締めくくられている。

主題歌を担当するMisiiNのMisii（ミシー）は「生きる、ということに視点を合わせられる作品に出会えて、自分の見える景色もまた広がったように思います」とコメント。nagoho（ナゴホ）は「誰しもがそれぞれの場所で、それぞれの戦い方をしていて、その日々の連続の先で、桜梅桃李に花を咲かせる日が来るんだということを、伝えてもらった気がします」と語った。コメント全文は下記に掲載。

また本作に劇団EXILEの小野塚勇人と佐藤寛太、そして芹澤興人が出演することが決定。小野塚は瀬木が監督した「恋のしずく」、佐藤と芹澤は「いのちスケッチ」でメインキャストを務めており、今回は特別出演として登場する。

Misii コメント

人生を作り上げていく日常の葛藤や喜びが、日々呼吸をするように自然に詰まった作品でした。そんな作品に主題歌として携われたことは、MisiiNのコアメッセージでもある“be the you”と深く重なり合えるものでした。生きる、ということに視点を合わせられる作品に出会えて、自分の見える景色もまた広がったように思います。れいんさんとの制作も含めて、とても貴重な時間を過ごせました。

nagoho コメント

頑張っても空回りしたり、頑張りたくても頑張れない。でもそんな不甲斐ない自分もいていいんだと、肯定してあげられなかった自分をハグしてくれるような作品でした。誰しもがそれぞれの場所で、それぞれの戦い方をしていて、その日々の連続の先で、桜梅桃李に花を咲かせる日が来るんだということを、伝えてもらった気がします。

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