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前田旺志郎、窪塚愛流、井浦新の共演作「こんな事があった」予告&ビジュアル解禁

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「こんな事があった」場面写真

「追悼のざわめき」で知られる松井良彦の約18年ぶりの新作映画「こんな事があった」の予告編、メインビジュアル、場面写真が到着した。

東日本大震災から10年後の福島を舞台にした本作は、震災と原発事故をきっかけに離散した家族と、青春を奪われた青年たちの物語。前田旺志郎が家族を失った17歳のアキラ、窪塚愛流が同じように孤独を抱える友人の真一、井浦新が真一の父親・篤人を演じた。出演には柏原収史、八杉泰雅、金定和沙、里内伽奈、大島葉子、山本宗介、波岡一喜、近藤芳正も名を連ねる。

YouTubeで公開中の予告編は、アキラが真一と海岸沿いを歩きながら「ひどい、ひどい10年だった」と口にするシーンから幕開け。やがてアキラがサーフショップを営む小池夫妻と出会い心を開いていく様子も。しかし、「被曝許容量を超えてしまった。私の仕事は終わった。私も終わった」というアキラの声から雰囲気は一変、癒えることのない傷痕と行き場のない怒りを抱えた人々の姿が映し出されていく。

同作の公開を記念して、井浦が「人生の1本」と語る「追悼のざわめき」のリバイバル上映も決定。1988年に初公開された本作では、大阪の釜ヶ崎を舞台に、“菜穂子“と名付けたマネキンと一緒に暮らす孤独な青年の姿が描かれる。東京・K's cinemaでは8月23日より1週間限定で上映。

「こんな事があった」は9月13日より東京・K's cinemaほか全国で順次公開される。

©松井良彦/ Yoshihiko Matsui