「YOUNG&FINE」プチョン映画祭でNETPAC賞を獲得、新原泰佑と小南敏也が喜び語る
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第29回富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭に参加するため、渡韓した向里祐香(左)、新帆ゆき(中央)、小南敏也(右)
映画「YOUNG&FINE」が、韓国で開催されている第29回富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭でNETPAC賞を獲得。主演・新原泰佑と監督・小南敏也のコメントが到着した。
「YOUNG&FINE」は、「アルプススタンドのはしの方」などで知られる制作プロダクション・レオーネの設立20周年を記念し、同社がLEONE for DREAMSと銘打ってプロデュースした作品。山本直樹の青春マンガをもとに、城定秀夫が手がけた脚本を、城定の作品などで長年助監督として活動してきた小南が映像化した。劇中では高校生カップルと、ある秘密を抱えた高校教師の複雑に絡み合う関係が描かれる。
本作が受賞したNETPAC賞は、アジア映画の普及とアジア映画人のネットワークを目的に設立された団体NETPACがコンペティション部門以外の映画の中でもっとも優秀なアジア映画へ贈る賞。このたびの受賞を受け、小南は「この映画は敬愛する山本直樹先生の傑作青春漫画が原作で、僕が尊敬している城定秀夫監督が脚本を書いてくれた作品です。今回の受賞は、そんな魅力的な原作、脚本のもと、強い決意を持って集まってくださった出演者たちやスタッフの皆さんの“良い作品にしよう”という思いが映画に反映され、それを評価していただいたものだと受け止めております」と述べ、「先日現地で海外のお客様と作品を一緒に鑑賞し、会場に笑い声があふれ、映画を素直に楽しんでいる雰囲気を感じました。『YOUNG&FINE』を観てくださった方が、映画を通じてそれぞれの心の中にある“あの頃”や、あるいは“今”を少しでも重ねて何かを感じていただけると嬉しいです」とつづった。
また新原は「この作品に主演として携わらせていただけた事、そしてたくさんの方から愛されている山本直樹さんの世界を、漫画から飛び出し疾走感と質感を兼ね備えた映像作品として皆様にお届け出来たことをとても誇らしく思っています。この作品が様々な国の、たくさんの方々に観ていただけるよう願っております」と語っている。2人のコメント全文は後掲した。
なお本作はMerry-Go-Round部門で上映され、オープニングセレモニーやレッドカーペットイベントには小南のほか、キャストの新帆ゆき、向里祐香、プロデューサーの久保和明が参加。現地の映画ファンとの交流を楽しんだ。
映画「YOUNG&FINE」は公開中。
新原泰佑 コメント
「YOUNG&FINE」がNETPAC賞を受賞とのこと、本当に嬉しいです! ありがとうございます!!
この作品に主演として携わらせていただけた事、そしてたくさんの方から愛されている山本直樹さんの世界を、漫画から飛び出し疾走感と質感を兼ね備えた映像作品として皆様にお届け出来たことをとても誇らしく思っています。この作品が様々な国の、たくさんの方々に観ていただけるよう願っております。
小南敏也 コメント
この映画は敬愛する山本直樹先生の傑作青春漫画が原作で、僕が尊敬している城定秀夫監督が脚本を書いてくれた作品です。今回の受賞は、そんな魅力的な原作、脚本のもと、強い決意を持って集まってくださった出演者たちやスタッフの皆さんの“良い作品にしよう”という思いが映画に反映され、それを評価していただいたものだと受け止めております。先日現地で海外のお客様と作品を一緒に鑑賞し、会場に笑い声があふれ、映画を素直に楽しんでいる雰囲気を感じました。「YOUNG&FINE」を観てくださった方が、映画を通じてそれぞれの心の中にある“あの頃”や、あるいは“今”を少しでも重ねて何かを感じていただけると嬉しいです。今回の受賞を受けて、さらに映画が多くの方に観ていただけると嬉しいですし、今後の映画制作の励みにもなります。またプチョン国際ファンタスティック映画祭で上映の機会をいただけるよう、より一層の努力をしてまいります。
©クロックワークス・レオーネ