“無音の1時間”を紡ぐ、勅使川原三郎と佐東利穂子のデュエット「静か」
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アップデイトダンス No.113「静か」ビジュアル
勅使川原三郎と佐東利穂子が出演するアップデイトダンス No.113「静か」が、7月19日から31日まで東京のカラス・アパラタス B2ホールで上演される。
「静か」は、“静けさ”を身体の内側に感じるときに湧き上がる感情や思考、感覚の揺れ動きを、ダンスで追求した作品。全編無音の中、身体と光の変化のみで作品が展開していく。演出・照明を手がける勅使川原は「音が無いということは、豊かな時間を創出します。ただ無音でダンスをやったらどうかということではありません。豊かさや明解な存在を作るための沈黙です。『静か』には無数の極薄い『静けさ』が折り重なってて、身体が無音の『静けさ』の上に存在します。そこに非日常的な空間が現れる。ダンスが新たに現れる時間を創出するのです。この作品は問いからではなく明解な準備から始まりました。無音の中で身体と空気との絡みが作りつづける『静か』のダンスです」と語った。
上演時間は約1時間。
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