吉岡里帆がチャイナ服姿に、水上恒司との共演作「九龍ジェネリックロマンス」で可憐さを表現

吉岡里帆と水上恒司がダブル主演を務める映画「九龍ジェネリックロマンス」より、新場面写真3点が到着した。

眉月じゅんの同名マンガをもとにした「九龍ジェネリックロマンス」は、懐かしさであふれる街・九龍城砦の不動産屋で働く鯨井令子と、先輩社員・工藤発が織りなすミステリーラブロマンス。令子が偶然見つけた写真に、工藤と自分そっくりの恋人が写っていたことから物語が動き出す。令子を吉岡、工藤を水上が演じた。

新写真には紫色のチャイナ服を身にまとい、鏡越しにピアスを見つめる可憐な令子の姿が切り取られた。加えて、彼女が工藤から贈られた金魚を眺めながら恋心を募らせるシーンも。工藤の婚約者で、令子と瓜二つの姿をした“鯨井B”が工藤から視線を浴びる様子も確認できる。

本作で1人2役を担う吉岡は、髪を20cmカットして役作りに臨んだ。彼女は「令子は不確かな存在ですが、1人の生きている人間として実在することを信じて、その場で生まれる本当の感情を大切にしながら撮影に挑みました」と回想。監督の池田千尋はそんな吉岡を「私の伝える言葉を柔軟に理解し、全身で飛び込んでくれる。自分をさらけ出せる強さを持った俳優だと感じた」と称賛している。

「九龍ジェネリックロマンス」は、8月29日より全国でロードショー。柳俊太郎、梅澤美波（乃木坂46）、曾少宗（フィガロ・ツェン）、花瀬琴音、サヘル・ローズ、関口メンディー、山中崇、嶋田久作、竜星涼もキャストに名を連ねる。

※柳俊太郎の柳は木へんに夘が正式表記

©眉月じゅん／集英社・映画「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会