7/19(土)・北九州、26(土)・秩父宮でスペイン代表2連戦! ラグビー女子日本代表がW杯の前哨戦へ

『女子ラグビーワールドカップ(RWC)2025』イングランド大会壮行試合第1戦まで3日前となる7月16日、女子日本代表がオンライン会見を行った。『女子RWC』プールC第3戦でも激突するスペイン代表2連戦に向けて、BR齋藤聖奈、SH津久井萌、SO山本実が意気込みを語った。

齋藤「自分は参戦できなかったが、アメリカ戦で得た手応え、自分たちの準備してきたことをどれだけゲームで遂行できるかがキーとなってくる。スペインも結構大きい選手が多いので、アメリカ戦のようにタフになると思うし、コリジョンは私たちもこだわっているのでそこは譲れない。スピードもあるので、しっかりコネクトして止めていきたい」

津久井「ずっとやってきているのがパスの細かいところ。フォームやボールの持ち方などずっと練習してきた。ただパスを投げるだけではなく、スペースがどこにあるか見ながらパスをしている。今までは腕で流すパスだったが、コンパクトさもなく、スピードもなかったので、細かいところまで意識して一本一本投げたい」

山本「スペインはボールを動かしてくるので、乗りに乗っていると向こうにペースが行くので、モメンタムを渡さないようにしたい。経験をチームに還元することを考えながら、キックを使ってのエリアマネジメント、タイムマネジメントをして、試合を勝って終わらせるのが私の役割なので、しっかりやっていきたい」

3人は3度目の『RWC』への思いを改めて口にした。
齋藤「前回大会も自分たちが望んでいた結果を得られずにすごい悔しい思いをしたし、勝ちがどんなに価値あるものかを改めて気付いたので、前回までの準備では世界に勝つ準備として足りなかったと認識し、よりハードワークしてイングランド大会に準備してきたので、いい結果を得られると思う。日本の女子ラグビーの歴史に新たな一ページをこのチームで刻みたい。ベスト8以上、決勝トーナメントに行きたい」

津久井「日本らしさを大事にしているので、具体的なことは言えないが、前回の『RWC』ではいい結果を出せなかったので、少しでもいい結果を出せる準備をしている」

山本「2月からたくさん合宿を重ねて、目の前のやることで精いっぱいだったので、ついにそういうタイミングになったんだ、あっという間にこの瞬間が来たという感じ。キックを多用していて、いろんな選手がキックを練習し、エリアを取るキックだけではなく、得点を取るキックなど、各選手が練習してきた」

『太陽生命 JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2025』 女子日本代表×女子スペイン代表第1戦は7月19日(土)・ミクニワールドスタジアム北九州、第2戦は26日(土)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。初戦の試合前には福岡県に縁のある元セブンズ日本代表の築城昌拓と元日本代表の山田章仁によるトークライブを実施し、試合後にはバックスタンド側で数十発もの打ち上げ花火を打ち上げる。2試合とも数量限定で大会リーフレットを来場者に配布する。チケット発売中。

太陽生命 JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2025 女子日本代表対女子スペイン代表のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2559940