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祭nine.、新元号初武道館のステージに立つ意気込み語る「日本の歴史に名を刻めるように」

音楽

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リアルサウンド

 祭nine.が、4thシングル『有超天シューター』の発売を記念して、3月20日に東京・ヴィーナスフォート2階 教会広場にてスペシャルイベントを行った。

(関連:祭nine.が目指す、さらなる高み「新しい伝説をファンのみんなと一緒に作っていけたら」

 祭nine.のメンバー7人は、SE「BEGINNING」が流れる中、ステージに登場。会場に押し寄せたファン800人が温かく迎え入れると、すぐに「有超天シューター」のイントロが流れ出す。元気一杯な歌声と一糸乱れぬダンスパフォーマンスで、会場を一気に盛り上げていく祭nine.。大勢の観客もまた、彼らと一緒に踊りながら笑顔でライブを楽しむ。そんな会場全体が一つになる中、チャイムの音が鳴り響き、リーダーの寺坂頼我が〈「それでは授業を始めます。今日は名古屋ことばで、イングリッシュを勉強しましょう。」〉と呼びかけ、『有超天シューター』からパターンDに収録されている「NAGOYA’N’イングリッシュ」がスタート。茶目っ気たっぷりの歌詞と祭nine.らしい“お祭り感”たっぷりな和ポップなメロディが、会場の熱気をさらに増していく。

 溢れんばかりの拍手が送られる中、「さぁ、さぁ、さぁ……ついにきたぜーーー!! 祭っ子のみなさん、気合入ってますかー!?」と声を張り上げ、「僕たちは、祭nine.です」と元気いっぱいに挨拶。メンバーひとり一人の自己紹介を終えると、ファンに感謝を述べ、寺坂が「今日はですね、なんと、あの大御所の芸能人の方からコメントをいただいているんですよ」と説明。すると、「祭nine.のみんな、そして会場にお越しの皆さん、こんにちは。アッコです」と、祭nine.のリリースを祝うメッセージが会場に流れ出す。最後に「でも私、コメントだけじゃ居ても立っても居られないんですよ。今日はですね、この会場に伺わせてもらってます。それでは、ミュージックスタート!」という言葉と共に、和田アキ子 with BOYS AND MEN 研究生の「愛を頑張って」をバックに、和田アキ子に扮したものまねタレント・Mr.シャチホコがサプライズ登場し、会場から大きな拍手と歓声が上がった。

 Mr.シャチホコの登場に「すげぇー!! えっ!?」と大興奮する祭nine.の7人。そんな中、Mr.シャチホコが、「祭nine.でしょ? なんで(グループ名の)9を(メンバーの人数)7にしなかったの?」と、かねてから疑問に思っていたことを尋ねると、寺坂は「僕たち事務所(FORTUNE ENTERTAINMENT)のラッキーナンバーが“9”でして」と答えた。続けて、5月1日に行われる日本武道館ライブの話題になると、寺坂が「平成が終わって、新しい元号になって一発目にやらせていただくということで、めっちゃ緊張しています。僕らあんなに大きなステージでやったことがないので、堂々とできる秘訣を教えてください」と、アドバイスを求める。Mr.シャチホコは「それはやっぱりね、もうレイちゃんの写真をポケットに入れることですよ」と口にすると、「レイ・チャールズのこと、私レイちゃんって呼んでるんですよ」と補足し、会場を笑いで包み込んだ。

 また祭nine.からMr.シャチホコへの質問コーナーが設けられ、浦上拓也が「祭nine.とボイメン研究生の違いってありますか?」と質問すると、「祭nine.は、親近感がある。ホンマにね、君らのようにメンバーがこんなに仲がいいグループは見たことがない。こないだね、ネタの打ち合わせしてたんですよ。それで、本番で浦ちゃんが(浦上拓也)ちょっと間違えちゃったんですよね。でも、(収録は)すごく盛り上がったんですよ。そしたら本番の後、メンバー全員で『さっきはすみませんでした』って謝りに来て。全然謝ることじゃないのに。すごいなと思ったね」と、祭nine.の仲の良さと礼儀正しさが伝わるエピソードを披露した。

 キレのあるダンスパフォーマンスと力強くも優しい歌声で、爽やかなポップチューン「みらい結び」を披露し終えると、最後に「魁!祭OTOKO」の遊び心溢れる振付が印象的なダンスで、会場のボルテージは最高潮に。祭nine.とサイリウムを振る観客が一体となって、「魁!祭OTOKO」を明るく歌い上げ、スペシャルイベントは幕を閉じた。

 イベント後の囲み取材で、本日の感想について祭nine.は以下のように語っていた。「4枚目(のシングル)ですけど、リリースできることの嬉しさだったり、祭っ子のみなさんと作るこの空間がやっぱり大好きだなと思いました」(横山統威)、「発売日に、たくさんの祭っ子が集まってくれて、一緒に盛り上がれて、すごく嬉しいです。ありがとうございます」(浦上拓也)、「何枚リリースしても、初めの新鮮な気持ちだったり、できたCDが(ファンの)手元に届くってことに対して、僕たちも毎回毎回すごく喜ばしいなと思っております。僕たち(のライブ)を楽しんで見てくれてるなっていう気持ちがどんどん伝わって来たので、すごく嬉しかったですね」(清水天規)、「まさに僕ら、祭nine.らしく、みなさんと一緒にお祭り騒ぎできたんじゃないかなと思うので、よかったなと思います」(野々田奏)、「新しいCDを出すということは、僕たちの新しい面を知ってもらうことだと思っているので、僕たちの新しいスタートの日にこれだけの仲間が集まってくれて、武道館に向けてまた一つ大きな始まりになったんじゃないかなと思ってます」(神田陸人)、「みなさんが一生懸命踊ってくれてる姿を見て、僕らもすごく元気をもらいましたし、また次のステップに繋げていけるように、僕らももっともっと気迫のあるパフォーマンスとかをしていかないとなと、今日改めて感じました」(高崎寿希也)。

 また寺坂は「このシングル、本当にたくさんの方に力を貸していただいて、このCDと携わってくださったみなさんに、これから僕たちの姿で感謝の気持ちを返していきたいなと思うのと同時に、武道館でのライブへの期待がすごく高まりました。そこでみなさんに恩返しできたらなと思ってます」と今の心境を明かし、「今回、武道館でのライブは僕たちの2018年からの目標で、改修工事される前のいろんなアーティストさんが立った、あの武道館でやれるってことがすごく嬉しいなと思っていて、僕たち自身、日本の歴史に名を刻めるように、来てくださる祭っ子のみなさんと最高のライブにしたいなと思っています」と武道館への意気込みを熱く語った。

 なお、『有超天シューター』は本日発表されたオリコン週間CDシングルランキングで1位(2019年3月19日付)を獲得している。(取材・文・写真=戸塚安友奈)