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「東京・春・音楽祭」ならではの 〈ナイトミュージアム〉コンサートをご堪能あれ

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2018.03.15〈ナイトミュージアム〉コンサート (c)東京・春・音楽祭実行委員会/増田雄介

春爛漫の上野を舞台に展開される「東京・春・音楽祭」の特徴の1つが、オーソドックスなコンサートホールだけではない“意外な場所”で楽しめるコンサートの存在だ。音楽は本来、貴族のサロンや教会からスタートしたもので、コンサートホールでかしこまって音楽を聴くようになったのはずっと後のこと。その意味では、意外な場所で楽しむコンサートこそは、音楽の持つ本来の魅力を引き出すきっかけにもなりそうだ。何が起きるかわからないような状況の中、五感を研ぎ澄ませて聴く音楽の素晴らしさを是非体験してほしい。

というわけで、その筆頭とでも言うべきコンサートが「国立科学博物館での〈ナイトミュージアム〉コンサート(4月2日)だ。国立科学博物館の地球館常設展示室で開催されるコンサートだなんて、想像しただけで、頭の中にどでかい恐竜の姿が登場しそうだ。同博物館の名誉研究員、小野展嗣氏のスペシャルトークに導かれてスタートするコンサートとは、一体どのようなものなのだろう。恐竜の骨格の前で演奏するプレーヤーの気持ちとは、などといった憶測をめぐらしつつ、夜の博物館に足を踏み入れる気分はきっとかなり特別なものに違いない。しかも入場料には(1ドリンク付き)と記されているではないか。これまた意味深だ。その謎を解明したい方は、ぜひ国立科学博物館での〈ナイトミュージアム〉コンサートに足を運ぶべし。科博の夜が特別な空間に!?

日時・会場
2019/4/2 [火] 19:00開始
国立科学博物館 地球館 常設展示室

出演
サクソフォン:田村真寛
ハープ:有馬律子
ヴァイオリン:對馬哲男
ヴィオラ:大角 彩
尺八:イオ・パヴェル
ポジティフ・オルガン:大木麻理

曲目
~ミニコンサート~
3階 サクソフォン:田村真寛
P.ボノー:ワルツ形式によるカプリス
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007 より他

地下1階 有馬律子
ヘンデル:ハープ協奏曲 変ロ長調 より 第1楽章 Allegro moderato
ドビュッシー:アラベスク 第1番 ホ長調

地下2階 ヴァイオリン:對馬哲男、ヴィオラ:大角 彩
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 より 第1楽章
ハルヴォルセン:パッサカリア/他

地下3階 尺八:イオ・パヴェル、ポジティフ・オルガン:大木麻理
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
巣鶴鈴慕 /他

~スペシャルトーク~
1階 小野 展嗣(国立科学博物館 名誉研究員)
トークテーマ:音を感知して生きる蜘蛛
ドラミングで求愛するクモがいます。タランテラ(舞曲)とタランチュラ(毒蜘蛛)は 同じ町に由来します。春の夜の怖い?お話です。

公演詳細

http://www.tokyo-harusai.com