明治安田J1再開! 天皇杯から中2日のFC東京か? クラブW杯帰りの浦和か?
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アレクサンダー・ショルツ(FC東京) (c)J.LEAGUE
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すべて見るリーグ再開の一戦は、それぞれに落とせないゲームとなる。7月16日『天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会』3回戦を戦ったFC東京は中2日の強行軍となる。J2の大分トリニータを相手に19分FW長倉幹樹のPK弾で先制すると、33分には長倉のヘディングシュートのこぼれ球を左SBバングーナガンデ佳史扶が折り返してボランチ小泉慶が押し込んだ。その後得点には至らなかったが、格上の貫録を見せて2-0でゲームを締めたのだった。
『明治安田J1リーグ』第23節・柏レイソル戦から6人メンバーを替えたとは言え、次節まで中2日である。しかも、戦いの舞台はクラサスドーム大分のゲームだった。さらに先月浦和レッズから期限付き移籍をしてきた長倉の次節出場は叶わない。
それでも、松橋力蔵監督は「前回、悔しい負け方をしている相手だが、仕返しとかリベンジではなく、我々が今持っている力をしっかりとぶつけ、勝点3を取ることだけに集中して準備したい」とキッパリ。リーグ中断中の『東アジアE-1選手権』に参戦したFW俵積田晃太とSB長友佑都も新たなモチベーションを持ち帰って来たはずだ。モチベーションと言えば、DFアレクサンダー・ショルツである。ピッチ上での古巣との久々の再会をショルツも心待ちにしていることだろう。
一方、7週間ぶりに国内の戦いに身を投じる浦和も並々ならぬ闘志を持っている。『FIFAクラブワールドカップ2025』3連敗の悔しさは、ちょっとやそっとで癒えるものではない。できることはいつか訪れるリベンジの思いを胸に秘め、日々のトレーニング、一戦一戦のゲームで成長し続けるのみだ。インテル・ミラン(イタリア)から貴重なゴールをマークしたMF 渡邊凌磨も古巣との対戦に集中を高めているだろう。
J1での通算対戦成績は浦和が23勝12分12敗と勝ち越しているが、直近5試合ではFC東京が3勝1分1敗と形勢逆転。5月の第17節では目まぐるしいシーソーゲームの様相を呈した。開始早々左WB遠藤渓太がボックス内でペナルティを受け、CFマルセロ・ヒアンが先制PKを決めると、32分クロスバーからのシュートの跳ね返りを右SB石原広教が射抜いて同点。攻める浦和、カウンターのFC東京という構図で迎えた68分には遠藤のシュートがCBダニーロ・ボザに当たってコースが変わりFC東京が再びリード。すると80分CKの作り直しからD・ボザがヘッド、最後は途中出場の松本泰志に当たってゴールイン。試合終了間際には同じく途中出場の関根貴大の柔らかいクロスを松本が体勢を崩しながら巧みにボレーを決めて3-2。幾度となくVARが介入する難しい判定が続いたゲームは浦和の劇的な逆転勝利で幕を閉じた。
果たして、中2日のFC東京が勝点3を手繰り寄せるのか、7週間ぶりのリーグ戦となる浦和が連勝を飾るのか。『明治安田J1』第24節・FC東京×浦和は7月19日(土)・味の素スタジアムにてキックオフ。浦和戦から9月中旬の東京ヴェルディ戦までの味スタでのナイトゲーム4試合は『2025 TOKYO SUMMER NIGHT』として開催。選手入場前とハーフタイムには特殊効果花火と楽曲を融合させた演出『FIREWORKS NIGHT supported by Paidy』を実施する。また同試合は『ぴあ Day』として行われる。試合の模様はDAZNにてライブ配信、NHK BSにて生中継。チケット発売中。
FC東京対浦和レッズ 明治安田J1リーグ
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2520109&rlsCd=027&lotRlsCd=
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