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新作歌舞伎「流白浪燦星」片岡愛之助・尾上右近が南座公演に意気込み「とにかく劇場に来て」

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左から尾上右近、片岡愛之助。背景は、作中にも登場する京都・南禅寺の三門。

京都・南座で9月に行われる「流白浪燦星」の公演に先駆け、昨日7月18日に京都府内で片岡愛之助、尾上右近の取材会が行われた。

「流白浪燦星」はモンキー・パンチの「ルパン三世」を原作に、戸部和久が脚本・演出を手がける新作歌舞伎。2023年に東京で初演された。南座公演となる今回は、出演者に流白浪燦星(ルパン三世)役の愛之助、石川五右衛門(石川五ェ門)役の右近、次元大介役の市川笑三郎、峰不二子役の市川笑也、銭形刑部(銭形警部)役の市川中車が名を連ねた。

愛之助は前回公演を振り返りつつ、「『次回やるときはこうしたいな』と感じていたことを、今回はできる限り取り入れようと、いろいろと直しを入れているところです」とコメント。「ルパン三世」を歌舞伎で表現することについては「やっていることは実は古典歌舞伎」と言い、「初めてご覧になられる方には、ビジュアルをはじめ、アニメで皆様もよくご存じの音楽を和楽器で演奏していますので、観に来ていただくとすぐにルパンだなとわかる楽しさがある。なんの説明もいらないので、とにかく劇場に来てください」と観客に呼びかける。

前回、尾上松也が勤めた石川五右衛門を演じる右近は「前回の五右衛門を踏襲しながらも、自分なりのエッセンスや表現を膨らませられたらと思います。また京都が舞台となっている作品でもあるので、お客様にはご当地的な風味も味わっていただきながら、また一段と盛り上がれるような役割を自分自身が担いたいです。手放しに楽しんで見てもらえればと思います」と語った。

公演は9月2日から26日まで。チケットの一般販売は8月9日10:00にスタートする。

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