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渋沢栄一翁・顕彰能「青淵」完成記者会見、観世三郎太らが抱負 公演では人物像に迫る鼎談も

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左から樺山紘一、観世三郎太、中村雅之。

渋沢栄一翁・顕彰能「青淵」の完成記者会見が、去る7月16日に東京都内で行われた。

本公演は、“日本近代社会の創造者”として知られる渋沢栄一を主人公にした新作能。公演は、東京・観世能楽堂のほか、渋沢の邸宅があった東京都北区飛鳥山公園の野外舞台で薪能として上演されるほか、数年にわたって全国各地で上演が予定されている。完成記念記者会見には、渋沢栄一翁・顕彰能「青淵」制作委員会の制作委員となる、協力の小田幸子、作者の中村雅之、小島進深谷市長、委員長で歴史学者の樺山紘一、シテ方(篤太郎)の観世三郎太、山本泰人中央区長、やまだ加奈子北区長、井上潤渋沢栄一記念財団業務執行理事、葉山相也が出席。中村が制作過程の紹介及び今後の展開について説明し、三郎太が「青淵」のシテ方を勤める抱負を語った。

本作にはそのほか、監修で観世清和、狂言監修で野村萬斎、節付・形付で梅若紀彰、作調で亀井広忠がクレジットされている。また、前ツレ(慶喜)・後ツレ(孔子の霊)を山階彌右衛門、ワキ(朝臣)を福王和幸が勤める。公演は9月29日に観世能楽堂、10月30日に東京・飛鳥山公園内 野外舞台にて。なお、観世能楽堂公演では、顕彰能「青淵」に先立ち渋沢についての「鼎談」が行われる。「鼎談」では、能楽師の清和、経営者・財界人の三村明夫日本製鉄名誉会長、歴史学者の樺山が、渋沢の人物像についてそれぞれの立場から語る。飛鳥山公園内 野外舞台では「鼎談」の代わりに狂言「蚊相撲」が披露される。

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