これが香港映画魂!トン・ワイら情熱語る「スタントマン」メイキング、谷垣健治の姿も
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香港映画「スタントマン 武替道」撮影現場より
トン・ワイが主演を務める香港映画「スタントマン 武替道(ぶたいどう)」より、メイキング映像がYouTubeで公開された。
本作の主人公は、売れっ子アクション監督として活躍するも、撮影中の事故でスタントマンを半身不随にしてしまった森(サム)。現在は業界を離れて小さな整骨院を営んでいる彼が、かつての仲間に頼まれて現場に復帰し、現代の厳しいコンプライアンスや俳優との衝突などに直面する様子が描かれる。トン・ワイがサムを演じ、テレンス・ラウが彼に憧れる若手スタントマンの龍(ロン)役、フィリップ・ンが人気アクション俳優の威(ワイ)役で出演。アルバート・レオン、ハーバート・レオンが監督を務めた。
映像には「最後に俳優として出たのは遠い昔だ」というトン・ワイが、心構えや演技手法を調整したと回想する様子を収録。ビルの屋上から飛び降りる場面に触れ、「28年前ワイヤーに吊られて、28年後の今また吊られたよ」と振り返る一幕も確認できる。テレンス・ラウは同シーンを「本当に怖かった」と思い返し、フィリップ・ンは「ワイヤー係が足りないときも機械チームの人とかみんなが手伝った。全員で協力し合ったんだ。これが香港映画魂だ」と力強くコメント。さらにサムの娘チェリー役のセシリア・チョイも登場する。
加えて、映像内には谷垣健治の姿も。彼がアクション監督を務める「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」にレオン兄弟がスタントマンとして参加した縁から、このたび撮影に立ち会ったのだという。アルバート・レオンは谷垣の様子に関して「現場のスタッフを敬い、本作のアクション監督であるコン・トーホイたちスタッフを静かに見守っていました。谷垣さんは私たちに会いに来ただけではなく、トン・ワイと再会するために来ていました。最初に香港に渡った日のことを教えてくれました。谷垣さんが若いときにトン・ワイがどのように面倒を見てくれたかを話してくれたのです」と述べている。
「スタントマン 武替道」は、7月25日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。
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