「鬼滅の刃」動員1位発進、興行収入は73億円記録 日本映画の歴代成績を3つ塗り替える
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「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」第2弾ポスター ©︎吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
7月18日から20日の全国映画動員ランキングトップ10が興行通信社より発表され、「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」が1位に輝いた。同作は公開3日間で観客動員384万人、興行収入55.2億円を記録し、日本映画史上、3つの興行成績の記録を更新した。
吾峠呼世晴のマンガを原作とする「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰󠄀豆子を人間に戻すため“鬼殺隊”として奔走する物語。「無限城編」では炭治郎と鬼殺隊最強の剣士“柱”たちが、宿敵・鬼舞辻無惨との決戦に挑むさまが3部作でつづられる。炭治郎役の花江夏樹、禰󠄀豆子役の鬼頭明里をはじめ、下野紘、松岡禎丞、上田麗奈、岡本信彦、櫻井孝宏、小西克幸、河西健吾、早見沙織、花澤香菜、鈴村健一、関智一、杉田智和、石田彰が出演。監督を外崎春雄が務め、アニメーション制作はufotableが担当した。
「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」は、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」公開3日間の成績、観客動員342万人・興行収入46.2億円という記録を塗り替え、日本で公開された映画史上でオープニング成績、初日成績、単日成績の3つの記録を更新。初日成績は観客動員115万5637人、興行収入16億4605万4200円で歴代トップ、単日成績は7月20日の観客動員142万1804人、興行収入20億3782万200円で歴代トップの数字をたたき出した。なお7月21日を含む公開4日間では観客動員516万人、興行収入73.1億円を記録した。
また初登場は1本。劇場アニメーション「遠井さんは青春したい!『バカとスマホとロマンスと』」が7位にランクインし、吉沢亮と横浜流星が共演した李相日監督作「国宝」は2位、DCユニバースの新たな幕開けとなったジェームズ・ガン監督作「スーパーマン」は3位となった。なお公開11週目の「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXX」は圏外から8位に浮上している。
2025年7月18日~20日の全国映画動員ランキングトップ10
1. 劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来(NEW)
2. 国宝(1↓ / 7週目)
3. スーパーマン(2↓ / 2週目)
4. F1(R)/エフワン(4→ / 4週目)
5. リロ&スティッチ(3↓ / 7週目)
6. ドールハウス(5↓ / 6週目)
7. 遠井さんは青春したい!「バカとスマホとロマンスと」(NEW)
8. 劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXX(圏外↑ / 11週目)
9. KING OF PRISM-Your Endless Call-み~んなきらめけ!プリズム☆ツアーズ(10↑ / 4週目)
10. フロントライン(8↓ / 6週目)
※()内は先週の順位と公開週数
※興行通信社調べ
※竈門禰󠄀豆子の「禰󠄀」は「ネ+爾」が正しい表記
※鬼舞辻無惨の「辻」は点1つのしんにょうが正しい表記