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5年半振り待望の再演! 一歩踏み出す大切さを描く劇団四季ファミリーミュージカル『カモメに飛ぶことを教えた猫』本日開幕

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劇団四季ファミリーミュージカル『カモメに飛ぶことを教えた猫』ビジュアル

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『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(2020)、『バケモノの子』(2022)、『ゴースト&レディ』(2024)と立て続けにオリジナルミュージカルを発表し、“海外の大作ミュージカルをロングランする劇団”という従来のイメージを覆しつつある近年の劇団四季。2019年にはファミリーミュージカルの分野でも、実に26年振りとなる新作『カモメに飛ぶことを教えた猫』を送り出して高い評価を得た。その5年半振りの再演にして、自由劇場では初となる公演が、本日7月26日(土)に開幕する。

原作は、チリの小説家ルイス・セプルベダによる同名の児童小説。ドイツの港町に暮らす黒猫のゾルバは、ある夏の日、瀕死の母カモメ・ケンガーと出会う。「私の卵を食べないで」「ヒナがかえるまで面倒をみて」「ヒナに飛ぶことを教えて」。そう願って息絶えたケンガーに、亡き母の姿を重ねたゾルバは、3つの約束を果たそうと決意する。無謀な挑戦だと言われながらも、仲間の協力を得て、なんとか卵をかえすことに成功するゾルバ。「フォルトゥナータ(幸運な者)」と名づけられたヒナはすくすく成長するが、困ったことに自分を猫だと思い込み、なかなか飛ぼうとしてくれなくて――? ゾルバと仲間たちが、それぞれに殻を破って成長する姿を通して、勇気を持って一歩踏み出すことの大切さを訴える作品だ。

1964年初演の『はだかの王様』以来、劇団四季が送り出してきたファミリーミュージカルは、『人間になりたがった猫』『ジョン万次郎の夢』『エルコスの祈り』など実に30作以上。今では一般ミュージカルとして定着している『夢から醒めた夢』や『ユタと不思議な仲間たち』も、元々はファミリーミュージカルだった。全国の子どもたちに、「命の尊さ」「愛と勇気の素晴らしさ」「友情や助け合いの大切さ」といったメッセージを届けると共に、ミュージカルとの出会いの場も提供してきた劇団四季のファミリーミュージカル。今回も東京公演のあと、9月20日(土)には全国公演が開幕し、来春まで各地を回る。

劇団四季:カモメに飛ぶことを教えた猫:プロモーションVTR


文:熊田音子


<公演情報>
劇団四季ファミリーミュージカル『カモメに飛ぶことを教えた猫』

演出:山下純輝
脚本・歌詞:劇団四季 企画開発室
作曲・編曲:宮﨑誠
振付:萩原隆匡

日程:2025年7月26日(土)~8月29日(金)
会場:東京・自由劇場

2025年9月20日(土)より、全国ツアー開幕

チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/search_all.do?kw=%E3%82%AB%E3%83%A2%E3%83%A1%E3%81%AB

公式サイト:
https://www.shiki.jp/applause/kamome/