西野七瀬「ファンタスティック4」の家族愛に感動、上田麗奈はシルバーサーファーが好き
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「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」公開記念イベントの様子
映画「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」の公開記念イベントが本日7月24日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、日本版声優の坂本真綾、岩崎正寛、楠大典、上田麗奈、特別ゲストのせいや(霜降り明星)、ウルフアロン、西野七瀬が登壇した。
同作では、宇宙ミッション中の事故で特殊能力を得た4人のヒーローチーム“ファンタスティック4”の活躍が描かれる。体がゴムのように伸縮するリード・リチャーズ / ミスター・ファンタスティックに子安武人、透明化の能力者で強力な力場も生み出せるスー・ストーム / インビジブル・ウーマンに坂本、炎を自在に操るジョニー・ストーム / ヒューマン・トーチに林勇、岩のような強固な体と怪力を誇るベン・グリム / ザ・シングに岩崎が声を当てた。
坂本は、本作について「観終わった瞬間に『終わった』という感覚より、『始まった!』というような、これからの彼らの活躍を期待させてくれる気持ちになりました。スーは4人の中でも冷静で知的、リードよりもリーダー的な雰囲気でチームを引っ張っていく。私にも子供がいるので、母親としての彼女の思いに共感するところがありました」と述懐する。岩崎は「アクション以上にドラマが詰まっていて、心の触れ合いが丁寧に描かれている。ザ・シングの優しさを意識して演じましたね」と振り返った。
楠が演じたのは、惑星を食い尽くす規格外の強大な敵・ギャラクタス。ある理由からリードとスーの子供を狙うギャラクタスについて、楠は「演じるうえでいろいろと考えさせられました。僕と似ているところは、とにかくおなかが空いているところ(笑)」と明かす。ギャラクタスの使者で全身を銀の光沢に輝かせたシルバーサーファー役の上田は、「ヒーローと家族としての葛藤に心が震えました。すべてのキャラクターが素敵なのですが、個人的にはシルバーサーファーが一番好き! そんなキャラクターと出会えて光栄です」と笑顔を浮かべた。
日本語吹替版に“一言声優”として参加したせいやは「ファンタスティック4ならではの関係性や家族愛、そのよさの乱れ打ちがすごくよかった! 気付いたら3回ブワーッと泣いてました」と本作の魅力を熱弁する。せいやが予告編の一部を再現し、笑いを誘う一幕もあった。マーベルの大ファンでプロレスラーのウルフアロンは「『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は、もちろん今までマーベル作品を観てきた人も楽しめますし、これから初めてマーベル作品を観る人でも楽しめます!」とメッセージを送った。
初めて観たマーベル作品は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」という西野は、以降「アイアンマン」シリーズやこれまでのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を追ってきたことを明かす。本作については「ギャラクタスは、本当に勝てるのか!?と思うくらい強大。IMAXで観させていただきましたが、めちゃめちゃ迫力がありました。家族愛のドラマも、自分も独り身ではなくなったこともあって見方が変わりましたね」と述べた。イベントの最後には、ファンタスティック4のカラーをイメージした涼しげな“氷の樽”での鏡開きが行われた。
「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」は、明日7月25日に日米同時公開。監督はドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」のマット・シャクマンが務め、ペドロ・パスカル、ヴァネッサ・カービー、ジョセフ・クイン、エボン・モス=バクラックらが出演した。
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