内田真礼・伊瀬茉莉也が参加、韓国アニメ映画「The Summer/あの夏」吹替版の予告公開
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「The Summer/あの夏」新場面カット
韓国の長編アニメーション映画「The Summer/あの夏」の日本語吹替版予告編がYouTubeで公開された。
Netflix初の韓国アニメーション作品「あの星に君がいる」の監督として注目を集めたハン・ジウォンが、チェ・ウニョンによる短編小説集「わたしに無害なひと」収録の「あの夏」を映像化した本作。高校時代に運命的に出会い、やがて恋人同士になったイギョンとスイが、異なる進路を選びながらもソウルへ移住し、すれ違いや葛藤に直面するさまが描かれる。主人公イギョンに内田真礼、恋人のスイに伊瀬茉莉也が声を当てた。
予告編には、偶然の出会いから始まったイギョンとスイの関係が変化していくさまを収録。イチゴ牛乳をきっかけに距離を縮める2人の様子や、「高校を卒業したらここを離れよう、一緒ならどこでもいい」というスイの言葉などが切り取られた。夏のある日、逃避行のようにバイクを2人乗りするシーンは、シンガーソングライターのソヌ・ジョンアによる劇中歌「Run With Me」が彩りを添えている。
あわせて内田と伊瀬からのコメントも到着。内田は「ふたりの瑞々しい青春が輝く映画です。イギョンもスイも、人間らしく生きている。2人の夏を覗いてみてください」、伊瀬は「胸がギュッと締めつけられるような切なさと、優しい光に包まれるようなぬくもりが交差する、そんなかけがえのない時間を描いた物語です」と呼びかけた。
「The Summer/あの夏」は、8月15日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国でロードショー。
内田真礼 コメント
イギョンを演じて印象に残ったこと
イギョンの心の揺れは、あまりにも自分に正しくて
こんな時、人は成長するのだなと思いました。
きゅんとするシーンの高揚感は、夏の映像とともに、
体温を感じられるものになっていて、
イギョンの心を追体験したような感覚になりました。
イギョンは心に嘘がなくて、もはや清々しい。
素直に生きる等身大の10代に、きらめきを感じました。
これからこの映画を観る方に伝えたいこと
ふたりの瑞々しい青春が輝く映画です。
イギョンもスイも、人間らしく生きている。
2人の夏を覗いてみてください。
是非お楽しみに!
伊瀬茉莉也 コメント
スイを演じて印象に残ったこと
スイは、一見すると明るく快活な女の子ですが、
その内側には誰にも見せていない不安や寂しさ、
そして「好き」という気持ちに対してまっすぐすぎるほどの純粋さがあります。
そんな不器用で、でもとても愛おしい彼女の想いを声にのせて届けられるよう、心を込めて演じました。
これからこの映画を観る方に伝えたいこと
高校生から大人へ──
胸がギュッと締めつけられるような切なさと、
優しい光に包まれるようなぬくもりが交差する、
そんなかけがえのない時間を描いた物語です。
誰もが成長の中で一度は通る、戸惑いや葛藤、揺れる気持ち。
その時にどう選択したとしても、きっとそれは後の人生の糧となり、
自分の中で静かに息づいていくものだと思います。
この作品が、観てくださった方それぞれの大切な記憶や想いに寄り添い、
ふとした瞬間に心をあたためる存在になれたら嬉しいです。
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