映像×朗読のVISIONARY READINGが始動、第1弾「三島由紀夫レター教室」に井上麻里奈ら
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VISIONARY READING「三島由紀夫レター教室」キービジュアル(イラスト:たなかみさき)
VISIONARY READING「三島由紀夫レター教室」が10月7日から12日まで東京・紀伊國屋ホールで上演される。
本作は、映像の企画・演出・制作を行うAOI Pro.による新たな朗読劇シリーズ「VISIONARY READING」の第1弾。「VISIONARY READING」では、“映像で、朗読劇が、物語が、動き出す。”をコンセプトに、映像と朗読が融合した作品世界が届けられる。今回は、今年で生誕100年となる三島由紀夫の書簡体小説「三島由紀夫レター教室」を、井上麻里奈、鬼頭明里、月音こな、井上和彦らの回替わり出演、大和田悟史の脚本・演出によって立ち上げる。劇中では、英語塾を営む未亡人の氷ママ子とそのボーイフレンドの山トビ夫、ママ子の英語塾の生徒で商社のOL・空ミツ子、芝居の演出を勉強する炎タケル、ミツ子の従兄で留年生の丸トラ一の5人が、手紙を通してコミュニケーションを交わす様子が描かれる。
大和田は「原作は59年前に、晴れ着の吉永小百合さんや皇室アルバムと並んで、『女性自身』に毎週連載されていました。当時のマダムやOLが、『今週のミシマ、すごかったわね』なんて、今のTikTokや韓国ドラマみたいに言ってたかもしれません。あのころの読者がリアルタイムで楽しんだような、ヨソイキじゃない三島をお届けします」と意気込みを語った。
チケットの一般販売は8月23日10:00にスタート。なお、東京・紀伊國屋書店と提携してコラボレーション企画が行われる予定だ。
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