ほかの賞では無意味…ショパンコンクールに挑む天才たちに迫る「ピアノフォルテ」本予告
映画
ニュース

映画「ピアノフォルテ」メインビジュアル
2021年のショパン国際ピアノコンクールをテーマにしたドキュメンタリー映画「ピアノフォルテ」より、本予告がYouTubeで公開された。
フレデリック・ショパンの出身国ポーランドのワルシャワで行われ、多くの名だたるピアニストを輩出してきたショパン国際ピアノコンクール。5年に1度開催されており、2021年の第18回大会では日本人の反田恭平と小林愛実が入賞した。「ピアノフォルテ」ではコロナ禍で1年延期となった大舞台に臨んだ6人の“若き天才”たちの姿に迫る。
カメラが追ったのはイタリア出身のレオノーラ・アルメリーニ、ミシェル・カンドッティ、イタリア / スロヴェニア出身のアレクサンダー・ガジェヴ、ロシア・アルメニア出身のエヴァ・ゲヴォルギヤン、中国出身のラオ・ハオ、ポーランド出身のマルチン・ヴィエチョレクだ。
予告には厳しい指導と張り詰めた緊張感の中、コンクールに向けて猛特訓を続ける6人の姿を収録。ピアニストたちの「コンクールなど誰も望んでない。音楽で競うなんて」「他のコンクールで賞を得ても無意味よ」という率直な言葉も収められている。
Netflixシリーズ「そしてデッドエンド」のヤクブ・ピョンテクが監督した「ピアノフォルテ」は、9月26日より東京・角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA(恵比寿ガーデンシネマ)ほか全国で順次公開。ポーランド映画として初めて国際エミー賞の芸術番組部門最優秀賞を受賞し、ポーランド映画賞の最優秀ドキュメンタリー賞なども獲得した。
©Pianoforte