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「グラスハート」佐藤健らがサプライズライブ、「一緒に時代を動かそう」と呼び掛ける

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「グラスハート」世界最速試写会イベントの様子。左から志尊淳、佐藤健、宮崎優、町田啓太

Netflixシリーズ「グラスハート」の世界最速試写会イベントが本日7月31日に東京・恵比寿ガーデンホールで開催され、キャストの佐藤健、宮崎優、町田啓太、志尊淳がサプライズで登場。4人組バンド・TENBLANK(テンブランク)として楽曲を生披露した。

本作は所属していたバンドを理不尽な理由でクビになった大学生・西条朱音が、孤高の天才ミュージシャンである藤谷直季が率いる新バンド・TENBLANKのドラマーとしてスカウトされることから物語が展開していく。佐藤が藤谷、宮崎が朱音を演じ、ギタリスト・高岡尚役に町田、ピアニスト・坂本一至役に志尊が選ばれた。

TENBLANKは8月1日にCDがリリースされるアルバム「Glass Heart」をもって、実際にメジャーデビューを果たす。佐藤がボーカル、宮崎がドラム、町田がギター、志尊がキーボードを担当し、野田洋次郎(RADWIMPS)が作詞を手がけた楽曲「旋律と結晶」を披露。第1話を観終わったばかりの観客に、佐藤が「皆さん元気ですか?」「第1話どうでした?」と問い掛けると、客席から「イェーイ!」「最高!」などと歓声が上がった。

宮崎は、土砂降りの中でドラムをたたく第1話の冒頭のシーンを振り返り「ものすごく寒くて……。雨が滝みたいで『大丈夫かな?』と思いながら演じていました」と明かす。佐藤は「雨の量おかしいよね。粒が大きくて首が持っていかれそうになった」と続ける。町田はギタリストの役に挑戦するため長髪姿で撮影に臨んだ。佐藤が「髪長いの似合うね!」と褒めると、町田は「『地毛でやって』とオーダーしたのは健ですよ」とほほえむ。

また劇中で使用されたグランドピアノは、佐藤が撮影後に購入したという。美術スタッフが用意したレアもののようで、佐藤は「うちのリビングにあります。すごく弾きやすい。そのまま買い取らせていただきました」と告白。志尊は「俺が知ってる中で一番の“買い取り俳優”だから」とツッコみ、笑いを誘った。

ここで、TENBLANKと敵対するユニット・OVER CHROME(オーヴァークローム)のボーカルを務める真崎桐哉役の菅田将暉からビデオメッセージが。菅田は「2、3年ほど前に健くんから『この原作に惚れ込んだ』『映像化の準備をしているから参加してくれないか』と、ものすごい熱量のオファーを受けました。懐かしいですね。そんな作品がやっと配信されるということで、健くんにとっていい日になっていればと思います」とコメントする。

さらにイベントの中盤では、佐藤らがTENBLANKの楽曲「永遠前夜」をアコースティックバージョンで披露した。佐藤は歌唱しながら、志尊とともに1台のキーボードを演奏し、宮崎はパーカッション、町田はギターを担当。佐藤のしっとりとした優しい歌声が会場に響き渡った。

最後に佐藤は「普通のヒットではつまらない。まだ誰も観たことがない、爆発的なヒットを生み出すつもりでがんばってきました。もしもそれが実現したら、この『グラスハート』は紛れもなく皆さんと一緒に作った作品になります」と述べ、「撮影でつらいとき、苦しいとき、『こんなの無理だ』と投げ出したくなるとき、家で朝まで練習していたとき……僕たちの頭の中にはいつも皆さんがいました。みんなが楽しみに待っていてくれていることを知っていたから。喜ぶ顔が見たかったから。僕たちでこの作品をヒットさせて、一緒に時代を動かそう」とメッセージを送った。

若木未生による同名ライトノベルを原作とする「グラスハート」は、Netflixで全世界配信中。監督は柿本ケンサクと後藤孝太郎が務め、脚本は岡田麿里、阿久津朋子、小坂志宝が執筆した。佐藤は単独主演のほか、共同エグゼクティブプロデューサーとしても参加している。

※宮崎優の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記