生成AIで3つの物語を紡ぐ劇場映画「generAIdoscope」8月公開、予告解禁
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「generAIdoscope:ジェネレイドスコープ」ポスタービジュアル
生成AIによる初の劇場映画「generAIdoscope:ジェネレイドスコープ」が、8月29日より東京・アップリンク吉祥寺で公開されることがわかった。
リアルコーヒーエンタテインメントが企画プロデュースを手がけた本作。各ジャンルで活躍する映像作家の安達寛高(乙一)、曽根剛、山口ヒロキが原作・監督を担い、映像・音声・音楽といった主要素を全編生成AIで制作したオムニバス形式の映画だ。
安達の「モンキーズ・オデッセイ」は、大航海時代にある船乗りが猿たちの住む無人島に漂着する物語。積み荷の本に興味を抱いた猿たちは驚異的な賢さでその知識を吸収し、道具を作り、布の服を着り、鉄器の製造にも成功する。船乗りは無人島から脱出するために、猿たちを利用するのだった。
また曽根が監督を務めた「AZUSA」では、空想癖のある風変わりな少女・石塚梓が夢を叶えるために2つの世界を行き来する様子が描かれる。山口による「グランマレビト」は”自錬機械”と呼ばれる自動進化ロボットと、その暴走を制圧する超能力者が織りなすSF作品。主人公・老女レビトの葛藤と決断が街の未来を変えていく。
YouTubeでは「generAIdoscope:ジェネレイドスコープ」の予告編が公開中。
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