堤真一と山田裕貴が抱き合う、優しくおおらかな映画「木の上の軍隊」メイキング映像
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「木の上の軍隊」メイキング写真
堤真一と山田裕貴がダブル主演を務める映画「木の上の軍隊」より、2人のオールアップの様子を捉えたメイキング映像がYouTubeで公開された。
井上ひさし原案の舞台を映画化した本作は、太平洋戦争で熾烈な地上戦が繰り広げられた沖縄・伊江島を舞台に、終戦を知らないまま2年間を木の上で生きた2人の日本兵を描いた物語。宮崎から派兵された厳格な少尉・山下一雄を堤、沖縄出身の新兵・安慶名(あげな)セイジュンを山田が演じた。
映像には、監督の平一紘と握手を交わす堤が「実際に木の上で撮影できたこと、沖縄の空気を感じられたこと。自然の力がすごいなと思いました。戦争の映画だけど明るくて、優しくて、おおらかで、いい作品ができたと思います」と充実感をのぞかせる様子が収録された。加えて、ラストシーンの撮影を終えた山田が堤と抱き合い、「“この2人が生きた”という事実がたくさんの人に届くことによって報われる。それだけを信じてお芝居していました」と回想する姿も。彼は涙ぐみながら「堤さんが上官で本当によかったです」と伝えた。
「木の上の軍隊」は全国で公開中。
©︎2025「木の上の軍隊」製作委員会