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第21回大阪アジアン映画祭の全ラインナップ発表、阪元裕吾の新作の初上映も 

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「フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡[私闘編]」場面写真 ©「フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡[私闘編]」製作委員会

第21回大阪アジアン映画祭(OAFF2025)の全ラインナップが発表された。20の国と地域から66作品が集まり、世界初上映22本、日本初上映22本などが含まれている。

大阪・関西万博の会期に合わせて、初の“夏開催”となる第21回大阪アジアン映画祭。オープニング作品として、1970年の大阪万博を舞台にした「万博追跡(2Kレストア版)」が上映されるのは既報の通りだが、このたび主演を務めたジュディ・オングの登壇が決定。8月29日のスペシャルオープニングセレモニーに参加する。オングは「時代を超えて、映画、音楽、芸術が持つ力を、多くの方と分かち合うことができればと願います」とコメントを寄せた。

コンペティション部門では、世界各地から選ばれた11作品が集結。疎外された中国の若者たちを大胆な色彩切り取った青春映画「ワン・ガール・インフィニット」、タイの人気俳優Billkin(プッティポン・アッサラッタナクン)とPP Krit(クリット・アンムアイデーチャコーン)を主演に迎えて台湾映画「僕と幽霊が家族になった件」をリメイクした「紅い封筒」、「おひとりさま族」のホン・ソンウンによる韓国発ゾンビ映画「寒いのが好き」など、多彩なアジア映画がスクリーンにかけられる。

インディ・フォーラム部門には、日本の若手監督の作品が勢ぞろい。カンヌ国際映画祭でも注目を集めた「ジンジャー・ボーイ」など、監督・田中未来の特集も組まれる。特別招待作品として、「ベイビーわるきゅーれ」で知られる阪元裕吾の新作「フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡[私闘編]」の世界初上映も。さらに台湾や香港の旧作レストア版も多数ライナップされている。

映画祭プログラミング・ディレクターの暉峻創三は「万博開催に伴い前回から半年も間を置かずに実施されることとなった今回の映画祭は、旧作レストア版に光を当てる絶好の機会ととらえ、例年以上に旧作を手厚く紹介しています。その大部分が世界初または日本初上映です。回を追うごとに人気を増している短編のラインナップにもご注目を」と見どころを伝えた。

第21回大阪アジアン映画祭は、8月29日から9月7日にかけて大阪・ABCホール、テアトル梅田、T・ジョイ梅田、大阪中之島美術館、大阪市中央公会堂で開催。チケットは8月20日より順次販売される。上映スケジュールは公式サイトを確認しよう。

全ラインナップは以下に掲載した。

第21回大阪アジアン映画祭

2025年8月29日(金)~9月7日(日)
大阪府 ABCホール、テアトル梅田、T・ジョイ梅田、大阪中之島美術館、大阪市中央公会堂

オープニング作品

万博追跡(台湾)

コンペティション部門

  • ワン・ガール・インフィニット(アメリカ、シンガポール、ラトビア)※アジア初上映
  • 世界日の出の時(中国)※日本初上映
  • 退避(カザフスタン)※日本初上映
  • アイ、ザ・ソング(ブータン、フランス、ノルウェー、イタリア)※日本初上映
  • 紅い封筒(タイ)※日本初上映
  • シャンバラストーリー(日本、アメリカ、インド)※世界初上映
  • 寒いのが好き(韓国)※日本初上映
  • 浅浅歳月(香港)※日本初上映
  • 私たちの意外な勇気(台湾)※日本初上映
  • 最後の夏(中国)※海外初上映
  • サンシャイン(フィリピン)※日本初上映

特別注視部門

  • 橋(ブータン)※世界初上映
  • D-デイ、フライデイ(韓国)※日本初上映
  • 明日が来る前に(中国)※世界初上映
  • 初めての夏(韓国)※日本初上映
  • その間(インド)※世界初上映
  • MA-沈黙の叫び(ミャンマー、韓国、シンガポール、フランス、ノルウェー、カタール)※日本初上映
  • コンチェッタ、どこにいるの?(タイ)※海外初上映
  • トゥームウォッチャー(タイ)※日本初上映
  • ウィービング(韓国)※海外初上映
  • あなたを植える場所(韓国)※アジア初上映
  • クィアパノラマ(香港、アメリカ)※日本初上映

インディ・フォーラム部門

  • 生きているんだ友達なんだ(日本)
  • 結局珈琲(日本)※世界初上映
  • 白昼夢(日本)※世界初上映 / R15+指定作品
  • カミナンって、呼ぶな。(日本)※世界初上映
  • 夢と進路(日本)※世界初上映
  • 火の華(日本)※世界初上映
  • 息子の鑑(日本)※世界初上映
  • イマジナリーライン(日本)
  • 糸の輪(日本)
  • たぶん未来が呼んでいる(日本)※世界初上映
  • ミルクレディ(日本)※日本初上映
  • よそ者の会(2025)(日本)
  • 桃味の梨(日本)※世界初上映
  • わたのはらぞこ(日本)
  • 星野先生は今日も走る(日本)※世界初上映
  • 嘘もまことも(日本)※世界初上映
  • まっすぐな首(日本、中国)※日本初上映

インディ・フォーラム部門<焦点監督・田中未来>

  • ブルー・アンバー(日本)※世界初上映
  • エミレット(日本)
  • ジンジャー・ボーイ(日本)

特集企画<台湾:電影ルネッサンス EXPO 2025>

  • 黒犬(台湾)※日本初上映
  • 洗(台湾)※日本初上映

小特集<台湾クラシックスとTFAIのレストア成果>

  • ドラゴン・スーパーマン(レストア版)(台湾、日本)※日本初上映
  • 進学を拒絶した人生(2Kレストア・ディレクターズカット版)(台湾)※日本初上映
  • さようなら十七歳(2Kレストア版)(台湾)※世界初上映
  • 寂寞十七歳(レストア版)(台湾)※アジア初上映
  • 私たちの意外な勇気 ※コンペティション部門にも入選

特集企画<Special Focus on Hong Kong EXPO 2025>

  • レッド・キス(香港)※海外初上映
  • フルムーン・イン・ニューヨーク(デジタル・リマスター版)(香港)
  • 上海ブルース(レストア版)(香港)※日本初上映
  • 浅浅歳月 ※コンペティション部門にも入選
  • クィアパノラマ ※特別注視部門にも入選

特別招待作品部門

フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡[私闘編](日本)※世界初上映

神戸女学院大学国際学部協賛上映

晩秋(インド)※日本初上映

特別上映 《VIPO Film Awardの成果》

ポストハウス(フィリピン)※海外初上映

クロージング作品

好い子(シンガポール)