俳優が他人の人生の代役を務める「レンタル・ファミリー」来年公開、監督はHIKARI
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「レンタル・ファミリー」より、ブレンダン・フレイザー演じるフィリップ(右)。落ちぶれた俳優が他人の人生の代役を務める“レンタル家族”の会社に関わっていく
「ザ・ホエール」で第95回アカデミー賞の主演男優賞受賞に輝いたブレンダン・フレイザーが主演を務める「レンタル・ファミリー」が2026年に日本公開決定。日本を舞台に、アメリカ人の落ちぶれた俳優が他人の人生の代役を務める“レンタル家族”の会社に関わる物語となる。
監督を務めるのは、長編デビュー作「37セカンズ」で注目を集め、Netflixシリーズ「Beef/ビーフ」といった話題作も手がけたHIKARI。長編2作目にして、サーチライト・ピクチャーズとタッグを組み、日本を舞台にしたオリジナル作品を送り出す。北米公開は11月21日。日本での配給はウォルト・ディズニー・ジャパンが担う。
このたび到着した場面写真には、フレイザー演じる俳優のフィリップが、駅のホームで目の前にいる赤ちゃんに優しくほほえむ姿が切り取られた。劇中では、東京に暮らす俳優が他人の人生の中で仮の役割を演じることで、思いがけず生きる喜びを発見する姿を描く。共演は「SHOGUN 将軍」の平岳大、「モナーク: レガシー・オブ・モンスターズ」の山本真理、そして柄本明ら。
本作は9月4日に開幕する第50回トロント国際映画祭(TIFF)でワールドプレミア。なお監督のHIKARIは、同映画祭によるTIFFトリビュート・アワードにおいて、Amazon MGMスタジオが贈る新興才能賞の受賞が決まっている。
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