“新たな演劇”誕生の予感、堂本光一・井上芳雄ら出演「ナイツ・テイル」ARENA LIVE本日開幕
ステージ
ニュース

「ミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語-』ARENA LIVE」より、左から井上芳雄演じるパラモン、堂本光一演じるアーサイト。
「ミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語-』ARENA LIVE」が、本日8月2日に東京・東京ガーデンシアターで開幕する。これに先駆け、昨日1日に同所で開幕記念会見が開催された。
「ナイツ・テイル -騎士物語-」は、ジョン・ケアードの脚本・演出により、2018年に東京・帝国劇場で初演されたミュージカル。2020年にはシンフォニックコンサートバージョンが上演され、翌2021年にはコンサート版で生まれた新曲を盛り込んだ再演が行われた。
「ミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語-』ARENA LIVE」には、アーサイト役の堂本光一、パラモン役の井上芳雄、エミーリア役の音月桂、牢番の娘役の上白石萌音、ヒポリタ役の島田歌穂、シーシアス役の宮川浩、ジェロルド役の大澄賢也らが出演。昨日行われた会見には、上記のキャスト7名が出席した。
堂本は「『ARENA LIVE』がどのような公演になるのか、いまだに想像がついておりません!」と冗談めかして報道陣の笑いを誘いつつ、「昨日、ジョンが『新たな演劇ができた』とおっしゃっていました。お芝居、演奏、すべての要素がマッチしたとき、どのような最終形態になるのか非常に楽しみです」と期待に胸を躍らせる。
井上は「初めは“コンサート”と聞いていたのですが、稽古を進めるうちに、ジョンからどんどんアイデアが湧き出てきて……(笑) 殺陣もありますし、お客様と素敵な時間を共有できたらと思います。東京ガーデンシアターのような大きな規模の会場で、ミュージカルのコンサートを開催することはあまりないので、この『ARENA LIVE』が新たなジャンルを開拓する第一歩になるかもしれません」と晴れやかな表情で語る。
音月は「初演から7年経って、自分の中にだいぶ“役が入っている”と思っていたのですが、今回ミュージカル版からガラッと衣裳が変わったこともあり、役についての新しい発見がたくさんありました」とコメント。上白石が「演奏する皆さんも常にステージ上にいらっしゃいますし、我々出演者も基本的にはずっとステージ上にいるので、『全員でこの作品を作っているんだ』ということを強く感じます。……光一さんは隙あらば舞台袖にハケようとするのですが(笑)」とぶっちゃけると、堂本は「違う違う! 『ここはどんなシーンになっているのかな』って客席から様子を観ていたんだよ!」と反論し、会場の空気を和ませた。
島田は「『ARENA LIVE』は進化し続けていく作品なので、本番に入ってお客様がどのような反応をくださるのか、とても楽しみです」と笑顔を見せ、今回が「ナイツ・テイル -騎士物語-」シリーズ初出演となる宮川は「『ARENA LIVE』の稽古に参加して、『ああ、ミュージカル版にも出演したかったなあ』とつくづく思いました。それくらい魅力的な作品です」と思いを明かす。
振付助手も兼任する大澄は「ジョンの、情熱と想像力に驚かされた1カ月でした。ジョンから『新しい振付を加えて』というオーダーを受けて、光一くんのソロナンバーや芳雄くんのソロナンバーの振付を男性陣のメンバーと新たに考え、最後の楽曲の振付も担当しました。会場が一体になれるような演出をジョンがつけてくれたので、お客様と一緒に盛り上がれたらと思います」と観客に呼びかけた。
上演時間は約2時間30分。公演は8月10日まで。なお、東京ガーデンシアターに隣接する東京・有明ガーデン モール 2F 南ゾーンでは、「ミュージカル『ナイツ・テイル-騎士物語-』ARENA LIVE」公演記念特別パネル展が8月24日まで実施されている。
%play_3623_v4%「ミュージカル『ナイツ・テイル-騎士物語-』ARENA LIVE」公演記念特別パネル展
2025年7月29日(火)~8月24日(日)
東京都 有明ガーデン モール 2F 南ゾーン