激動の1979年韓国を描いた「KCIA 南山の部長たち」「ソウルの春」特別上映
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左から「KCIA 南山の部長たち」「大統領暗殺裁判 16日間の真実」「ソウルの春」のポスタービジュアル
韓国映画「大統領暗殺裁判 16日間の真実」の公開を記念し、「1979年激動の韓国近現代史特集」が開催決定。「KCIA 南山の部長たち」「ソウルの春」が8月15日から東京・YEBISU GARDEN CINEMAで順次上映される。
「KCIA 南山の部長たち」は、イ・ビョンホン演じる中央情報部(KCIA)の部長キム・ジェギュの視点から、1979年10月26日の朴正煕(パク・チョンヒ)大統領暗殺事件を描いた政治ミステリー。ファン・ジョンミンとチョン・ウソンが共演した「ソウルの春」では、大統領暗殺後に権力を握ろうとした全斗煥(チョン・ドゥファン)らによる粛軍クーデター(12.12軍事反乱)の内幕がつづられる。
2本は実際の事件をもとに作られており、大統領暗殺から軍事反乱の間に行われた“韓国史上最悪の政治裁判”の裏側を描いた「大統領暗殺裁判 16日間の真実」ともつながりが深い。3作品には同じ実在の人物をモデルにしたキャラクターも登場しており、「大統領暗殺裁判 16日間の真実」の監督チュ・チャンミンは制作意図として「別の視点から歴史に注目することで、新たな映画的な面白さを感じてもらえるかもしれない」とも語っている。
今回の企画上映では「大統領暗殺裁判 16日間の真実」から、チョ・ジョンソクとイ・ソンギュン演じる人物が向き合う本作の象徴的なシーンを切り取った特製しおりを数量限定で配布。2023年に死去したイ・ソンギュンをしのび、しおりにはハングルで「我々はイ・ソンギュンとともにした日々を忘れません」と書かれている。
「大統領暗殺裁判 16日間の真実」は、8月22日より東京・新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開。
1979年激動の韓国近現代史特集
上映場所
東京都 YEBISU GARDEN CINEMA
上映日程
2025年8月15日(金)~17日(日)「KCIA 南山の部長たち」
2025年8月18日(月)~21日(木)「ソウルの春」
料金
大人、大学生、シニア 1300円
高・中・小学生、幼児 1000円
プライベートシート 1300円
※特別興行料金
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