“こみち噺”をそれぞれの演者がどうアレンジするのか『こみち噺 饗宴~四人のシェフ~』
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映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。
【水先案内人 広瀬和生のおススメ】
古典落語の演目は、歴代の優れた演者がそれぞれ独自の演出を加えることで磨かれ、新鮮な魅力を保ち続けてきた。
柳亭こみちは自らが女性演者であるという“個性”を効果的に演目に注入するために、古典落語の様々な演目において従来は男性だった登場人物を女性に変えるという大胆なアレンジを加え、見事に成功を収めている。さらにこみちは、自らが確立した“こみち噺”を自分以外の噺家に演じてもらうという試みを一昨年から始めた。
今回、銀座博品館で開催される『こみち噺 饗宴~四人のシェフ~』では女性演者である蝶花楼桃花、古典の独自演出で人気の桃月庵白酒、新作・古典の“二刀流”春風亭百栄が、それぞれの才覚で“こみち噺”をアレンジして提供する。これは見逃せない!
<公演情報>
『こみち噺 饗宴~四人のシェフ~』
2025年9月9日(火) 東京・銀座 博品館劇場
開場 18:30/開演 19:00
■出演
桃月庵白酒 『船徳と嫁姑』
春風亭百栄 『こみちのあくび指南からの改作』
蝶花楼桃花 『そばの清子』
柳亭こみち 『おたのしみ』
■チケット
全席指定:3,800円(税込)
※未就学児の入場不可
チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2518884