映画「リバー、流れないでよ」のスピンオフ短編「リバー、流れたあとで」に藤谷理子ら再集結
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「リバー、流れたあとで」キービジュアル
映画「リバー、流れないでよ」のスピンオフ短編「リバー、流れたあとで」が、叡山電鉄の公式YouTubeチャンネルで公開されている。
2023年公開の映画「リバー、流れないでよ」は、上田誠が原案・脚本、映像ディレクターの山口淳太が監督を務めた、ヨーロッパ企画のオリジナル長編映画。京都・貴船の老舗料理旅館ふじやで働く仲居のミコトは、別館裏の貴船川のほとりにたたずんでいたところを女将に呼ばれ、仕事に戻る。しかし2分後、なぜか再び先ほどと同じく貴船川を前にしていて……。
京都の叡山電車の開業100周年記念ムービーとして制作された「リバー、流れたあとで」には、藤谷理子、鳥越裕貴、角田貴志、酒井善史、石田剛太といった映画本編のキャストが再集結したほか、京都出身のバンド・くるりの楽曲「リバー」が全編にわたり使用されている。
「リバー、流れたあとで」の公開に際し、監督の山口は「叡山電車100周年記念として、2023年にヨーロッパ企画が制作した映画『リバー、流れないでよ』の続きを描くことが叶いました。叡山電車の開業日である9月27日。ミコトは2年前を思い出し、時の流れを四季折々の電車の景色とともに振り返ります。再集合したキャスト・スタッフの皆さん、くるりさん、この夢のような機会をくださった叡山電車さん、ありがとうございます」とコメント。
ミコト役の藤谷は「叡山電車100周年おめでとうございます! 私は京都の貴船出身で、叡電は通学をはじめ生活になくてはならない電車でした。そんな叡電にこんな風に関われるなんて……! 撮影の際、毎日座っていたホームのベンチに中学生の頃の自分を見た気がします。苦しいことやクサクサすることもあったけれど、大人になったらこんなに素敵なことが起こるよと、あの頃の自分にそっと伝えたくなりました。私は劇中ミコトを演じていますが、ミコトにも同じことを伝えたいです。大変貴重な機会をありがとうございます。これから次の100年、益々のご発展をお祈りいたします」と語った。
※初出時、見出しに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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