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ジブリ美術館で「ぐりとぐら」絵本作家・山脇百合子の仕事部屋を再現

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「『山脇百合子の仕事部屋』展 ~ごちゃごちゃから見えるもの~」ポスタービジュアル ©Kentaro Yamawaki ©Akemi Yoshihara ©Museo d'Arte Ghibli

「ぐりとぐら」の絵で知られる画家で絵本作家の山脇(大村)百合子の仕事に焦点を当てた企画展示「『山脇百合子の仕事部屋』展 ~ごちゃごちゃから見えるもの~」が、11月19日から東京・三鷹の森ジブリ美術館で開催される。

児童文学作家の姉・中川李枝子とともに、1963年に絵本「ぐりとぐら」を発表した山脇。スタジオジブリは、姉妹が手がけた童話「いやいやえん」の中の1編「くじらとり」をはじめ、絵本の「たからさがし」「そらいろのたね」を原作にした短編アニメーションを手がけてきた。これら3つの物語は、宮崎駿に「どうしてもアニメーションにしてみたい」と思わせた作品だったという。

本展では、高校生の頃から画業生活を送ったという山脇の仕事部屋を再現。彼女の人柄を映し出すたくさんの物であふれる部屋の細部を見つめながら、山脇がどのように空想の世界を絵として表現してきたのか、その秘密に迫る。

三鷹の森ジブリ美術館は「山脇さんの子どもへのあふれんばかりの愛情を作品に注ぎ込む姿勢は、スタジオジブリの映画制作に向かう姿勢と重なります」「高いこころざしを持ち、多くの贈り物を届けてくださった、山脇百合子さんの仕事を、ジブリ美術館ならではの取り組みで展示します」と発表している。

11月入場分のチケットは、10月10日にローソンチケットで発売。会期は2027年5月までを予定している。

※宮崎駿の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

「山脇百合子の仕事部屋」展 ~ごちゃごちゃから見えるもの~

2025年11月19日(水)~2027年5月(予定)東京都 三鷹の森ジブリ美術館