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ONEOR8の“B面公演”、平田純哉の演出で新たに立ち上げる「コルトガバメンツ」

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ONEOR8 B面公演「コルトガバメンツ」チラシ表

ONEOR8 B面公演「コルトガバメンツ」が10月9日から12日まで東京・中野スタジオあくとれで上演される。

ONEOR8 B面公演とは、“レコード盤やカセットのように、劇団本公演をA面公演とし、B面では本公演とは毛色の違う作品、形態で上演をしよう”というONEOR8による試み。今回は、昨年上演されたONEOR8「かれこれ、これから」で共演した佛淵和哉、山科連太郎、大城智哉、オツハタと、ONEOR8座長・恩田隆一が、不条理コントユニットMELT・平田純哉演出のもと、2007年に初演された田村孝裕脚本「コルトガバメンツ」を新たに立ち上げる。

上演に向けて田村は「物語は昭和最後の年に起こった私の実体験が元になっています。この戯曲を、本作に出演する若手俳優の大城智哉、オツハタ、佛淵和哉、山科蓮太郎が面白がってくれたことで上演に至り、演出も若くして多才なMELTの平田純哉さんが務めてくれることになりました。最近は若者と芝居を作りたい欲求が強く、このメンバーが昭和の物語を現代版にアップデートしてくれるならこんなに嬉しいことはありません。誰しもに忘れられない経験があり、忘れ難い一言がある。それは救いかトラウマか……本作は私の物語ですが、きっと私の想像にも及ばないところへ辿り着くはずです。有望な彼らによる『コルトガバメンツ』にどうぞご期待ください」とコメント。

平田は「ONEOR8さんが旗揚げされた1997年初頭、僕はまだこの世界に産まれていませんでした。そんな1998年8月生まれの僕に、このような大役のお話をいただいたときは、正直心の底から驚きました。そしてまず『逃げたい!』と思ったことを、はっきり覚えています。数々の上演を重ねてこられた田村さんの戯曲を、座長・恩田さんもいらっしゃる座組で、番外公演として取り組む……。あまりにも大きすぎる話です。しかし、改めて戯曲を読ませていただくと、そこには俳優の魅力がほとばしるシーンと言葉の数々が広がっていて、このセリフを発している俳優の姿を見たくてたまらなくなりました。幼馴染との馬鹿馬鹿しくもかけがえのない時間、子どもだった頃と大人になった今とのギャップ、社会に出てから見えてくるあれこれ──。全てが輝かしく、同時に生々しく思えたのです。その感動のままに、この作品への挑戦を決めていました。これまで数々の名優が演じ、幾度も上演されてきたこの作品に、信頼できるキャストのみなさんときちんと『今の実感』を込めることができればと思っています。時を重ねてきたオトナたちにも、これから時を重ねていく僕と同世代の方々にも、そっと寄り添い背中を押してくれるような、やさしさに満ちた作品になるはずです。ぜひお楽しみに」と意気込みを語った。

チケットは9月1日12:00に販売スタート。

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