「サルメ版 黒い十人の女」開幕、石川湖太朗「十回目公演にふさわしい作品に」
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サルメカンパニー 第十回公演「サルメ版 黒い十人の女」より。(撮影:坂本彩美)
サルメカンパニー 第十回公演「サルメ版 黒い十人の女」が昨日8月7日に東京・シアター風姿花伝にて開幕した。
これは、和田夏十のオリジナル脚本をもとにした市川崑監督の映画「黒い十人の女」を、石川湖太朗の上演台本・演出で立ち上げる、“サルメ版”「黒い十人の女」。テレビ局のプロデューサー風松吉の、十人の女たちをめぐる物語が、生演奏に乗せて描かれる。
開幕に際し石川は「今回は僕にとって20代最後の演出・脚本作品です。4・5年前に上演したサルメカンパニー過去公演『瞬間プレイボーイ』や『永遠チェリーボーイ』と似ている、どこか懐かしさを感じる雰囲気になっていると思います。当時の僕が好きだった空気感が混ざった、でもあの頃よりもブラッシュアップされた第十回公演という節目の公演にふさわしい作品だと感じています。サルメ初、女性がメインの物語。たくさんの方に見て頂きたいです! ぜひお楽しみください!」とコメントした。
出演者には那須凜、小黒沙耶、阿岐之将一、井上百合子、西村優子、投元ひかり、遠藤真結子、近藤陽子、鈴木彩葉、平佐喜子、松原もかのほか、遠藤広太、丸山輝、柴田元、松戸デイモン、石川が名を連ねている。上演時間は休憩を含む約2時間40分。公演は8月13日まで。
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