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空晴版ミュージカル!?「すきだった、うた」“ええ歳した大人の変化や再生”描く

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空晴 第24回公演「すきだった、うた」ビジュアル

空晴 第24回公演「すきだった、うた」が8月から9月にかけて大阪・東京にて上演される。

これは、“空晴版ミュージカル!?”というキャッチコピーが記された空晴の新作公演。舞台は町の公民館の一室。“うた会”の名称でただ集まって話をするだけのサークル活動を行っているオーバー50のメンバーだが、32歳の新人が見学に来ることになって……。

出演者には上瀧昇一郎と、作・演出も手がける岡部尚子、さらにゲストとして浅野彰一、クスミヒデオ、木内義一、オーディションで選出された日詰千栄が名を連ねた。

上演に向けて岡部は「初出演の木内義一さんや常連の浅野彰一さん、そして劇団員上瀧昇一郎、そこにクスミヒデオさん、全員50代。さまざまな『おじさん』が出てきます。どの人もええとこもあれば、アカンとこもあるこっちから見れば、善だけどこっちから見たら悪、そんなどうしても多面的になって、だからこそ面倒くさいコミュニケーションを、ええ歳した大人のかっこ悪くてかっこいい、ちょっとした変化や再生を通して描きます」とコメントした。

公演は8月27日から9月2日まで大阪・in→dependent theatre 1st、19日から23日まで東京のOFF・OFFシアターにて行われる。なお本公演は10月に配信を予定。

岡部尚子コメント

18年目にして初の試みの本公演となりました。

今年2月に旗揚げメンバーだった小池裕之が退団。

劇団にとっては大きな変化でしたが、これまでのそんなことの積み重ねでしたので、それも抱えての本公演!と意気込んでおります。

出演者をフルオーディションして、今年2月に大阪のみで開催したリーディングアクトショーケースと銘打った、朗読劇4本。そのオーディションも今回の本公演に向けての布石でした。

初めての方、新しい方とご一緒することを念頭に本公演で初募集。

当初は2~30代を目的に「新人」という設定の役として募集するつもりがリーディングアクトショーケースには、様々な年代の方が応募してくださり……だったら空晴は「アテガキ※役者にあてて台本を書く」ことが必須なので、「新人」といったって「年齢が若い」とは限らなくてよいのでは??と、年齢性別は問わず募集をしました。

10代~60代まで受けに来てくださり、大変悩んだ選考でした……

予想もしなかった応募者、元劇団そとばこまちの日詰千栄さんに決めさせていただきました。

これはこれで面白い!と、発表後も反響いただきました。

そして銘打ったのが 空晴版ミュージカル!?というサブタイトル

劇団外では吹田のメイシアターファミリーミュージカルを4回担当させていただき、ミュージカルとは実は縁がないわけではなかったのですが……本公演では一貫して大阪弁の会話劇を貫いてき

た空晴がミュージカル?? 歌うのか、踊るのか??

空晴版、としているのがミソでして、今までの空晴版タイムトラベルや空晴版ラブファンタジー、空晴版学校の怪談などの空晴版を実は上演しており、実際にタイムトラベルをしたり、ファンタジーだったり、怪奇現象がおこったわけではありません。なので今回も……ミュージカルですがあくまで空晴版。

しかしながら、ゲストにミュージシャンのクスミヒデオさんを迎えておりますので、そこは色々と楽しみにしていただければと思います。

初出演の木内義一さんや常連の浅野彰一さん、そして劇団員上瀧昇一郎、そこにクスミヒデオさん、全員50代。さまざまな「おじさん」が出てきます。どの人もええとこもあれば、アカンとこもあるこっちから見れば、善だけどこっちから見たら悪、そんなどうしても多面的になって、だからこそ面倒くさいコミュニケーションを、ええ歳した大人のかっこ悪くてかっこいい、ちょっとした変化や再生を通して描きます。

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