ドラコ・マルフォイが人気の理由とは?トム・フェルトンが考える
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「ハリー・ポッター」シリーズのドラコ・マルフォイ役で知られるトム・フェルトン
「ハリー・ポッター」シリーズのドラコ・マルフォイ役で知られるトム・フェルトンが「ハリー・ポッター ショップ 原宿」のオープンにあわせて来日。本日8月13日に東京で行われた取材会に出席した。
明日8月14日に開業する「ハリー・ポッター ショップ 原宿」は、店舗総面積約900平方m、2フロアで構成された常設ショップ。限定グッズや魔法ワールドの魅力が詰まったアイテムが並ぶほか、バタービールバーも設置された。
「トムさんです!」と自己紹介し、記者を笑わせたフェルトンは「初めて来日したときに、マネージャーが『トムさん』と呼んでいて、これは内輪ネタなんです。だから日本じゃないところでやってもウケないけど、日本だとみんなリアクションしてくれます」と笑みをこぼす。また「初めて来日したのは『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のときだったかな? 空港でファンの方が待っていてくださって、世界中で作品が観られているんだと実感した思い出があります」とうれしそうに語った。
熱いマルフォイファンが日本に多数いることに話題が及ぶと「ハリーとドラコは闇と光、対照的なものを代表しているところがありますよね。生まれてきた環境のせいでドラコがああいう振る舞いをしているということがわかっているからこそ、共感してくれるのかな? 日本のファンは金髪が好きなのかな(笑)」と考えつつ、「僕が素晴らしい俳優だからかな? ジョークだよ」と言って、照れた様子を見せた。
日本のファンとやりたいことを尋ねられると「日本料理が好きなので、ファンに和食の作り方を教えてもらいたいです。ほかは何しようかな? 『ハリー・ポッター ショップ 原宿』に直行して、バタービールバーで乾杯したいですね。僕ならタダなので(笑)」と茶目っ気たっぷりに話し、「美しいコースがいっぱいあるので、ファンとゴルフにも行きたいです」と語った。
「ハリー・ポッター ショップ 原宿」で来場者を出迎えるのは、「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」に登場した魔法動物ヒッポグリフのバックビーク。店内は“禁じられた森”をテーマに内装が施されており、作品にちなんだフォトスポットも用意されている。フェルトンは同作の撮影を振り返り「とてもいい天気の日に、バージニア・ウォーターという素敵な湖で撮影したんです。あの日を境にバックビークととても仲良くなりました(笑)。今は友達です!」と述懐。そして「禁じられた森に初めて足を踏み入れてから25年が経っています。今は当時よりワクワクしますね」と伝えた。また、自身にとって「ハリー・ポッター」のように現実逃避させてくれるものはあるか?と問われると「僕もポッターヘッド(「ハリー・ポッター」ファンの中でも熱心な人々の通称)なので、皆さんと同じです。魔法ワールドを心から愛しています。本を開けばそこにある。素敵なのは絶対にそこにいてくれることです」と思い入れたっぷりに口にする。
そして取材会終盤には逆に、フェルトンから「好きなキャラクターは?」という質問が飛ぶ場面も。さまざまなキャラクターの名前が挙がると「僕もスネイプが好きです!」と声を弾ませ、「こうやってキャラクターを好きだと思ってくれているのがうれしい。伝えられる役者には、このことを伝えたいと思います」と約束した。