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今年は「BeSeTo演劇祭29」と同時開催、間口の広い作品が集う「鳥の演劇祭18」

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「BeSeTo演劇祭29 + 鳥の演劇祭18」チラシ表

「BeSeTo演劇祭29 + 鳥の演劇祭18」が9月20日から10月12日まで、鳥取・鳥の劇場ほかで開催される。

1994年にスタートした日本・中国・韓国の舞台が集まる「BeSeTo演劇祭」と、2008年以来毎年開催されている「鳥の演劇祭」が、今年は鳥取で同時開催される。「BeSeTo演劇祭」の演目としては、志賀亮史が演出を手がける日中韓共同制作「ガラスの動物園」、韓国の劇団ハタンセによる「時を塗る人」、青年団・平田オリザの代表作の1つ「S高原から」、中国の江蘇省蘇州昆劇院が芥川龍之介「藪の中」をモチーフに立ち上げる昆劇「竹林三昧」、中国の柳州市芸術劇院・柳州市演芸集団によるミュージカルコメディ「シャイニング・フレンズ」、アメリカから朝鮮に渡り朝鮮の女性たちの教育と医療に貢献した女性医師ロゼッタ・シャーウッド・ホールにフィーチャーする韓国のイエロー・ボム × リビング・シアター × 劇工作所魔方陣「ロゼッタ」、中島諒人作・演出による鳥の劇場「梨っこ」が上演される。また“演劇を通じた三カ国の学生交流”と銘打ち、中国の中央戯劇学院のオリジナル実験演劇「荘周夢蝶」、韓国の韓国芸術総合学校(K-Arts)が極限状態にある遭難者3人を軸に描く「海の真ん中で」、日本の芸術文化観光専門職大学による「ちっちゃい姫とユレルン博士」がラインナップされたほかBeSeToシンポジウム「演劇におけるポストヒューマン的転回」、日中韓学生ミーティングが予定されている。

「鳥の演劇祭」の演目としては、勘緑が作・演出を手がける音楽人形演劇「風土祈」、町内周遊型演劇「鹿野タイムスリップツアー『チドリの夢 デラックス』」、障害を巡る短編戯曲コンテストの優秀作を鳥の劇場の俳優がリーディングする「日米 短編戯曲リーディング」、かこさとしの絵本を原作とする鳥の劇場「どろぼうがっこう」、イギリスの作家マイケル・ミアーズが“過ち”をテーマに描く「ザ・ミステイクーあやまち」、人形と遣い手を巡る「ミート・フレッド」、たきいみきと山田裕幸によるたきいとやまだの会が谷崎潤一郎作品に挑む「刺青」、鳥の劇場が三島由紀夫作品に挑む「熊野」が披露される。また「鹿野ぶらぶらまち歩き」や出演者も交えたパーティーなども開催されるほか、関連企画として家族写真を撮る「小鳥の家族」やマーケット、収穫祭なども予定されている。

「BeSeTo演劇祭29 + 鳥の演劇祭18」のチケット一般前売りは8月17日10:00にスタートする。

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