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「ジョン・ウィック」4作目に参加した川本耕史が裏話披露、真田広之の役名にも関係が

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映画「ジョン・ウィック」シリーズのオールナイト上映イベントの様子。左からジャガモンド斉藤、川本耕史

映画「ジョン・ウィック」シリーズのオールナイト上映が8月16日に東京・kino cinéma新宿で行われ、4作目にファイトコレオグラファーとして参加した川本耕史が登壇。映画紹介人 / お笑い芸人のジャガモンド斉藤がMCを務めた。

映画「バレリーナ:The World of John Wick」の公開を記念した本企画。川本は「ジョン・ウィック」シリーズを「僕が中学生のときに授業中に妄想していた世界のような映画。殺し屋がいて、安全地帯のホテルがあって、それを大人たちが本気でやっている。おもちゃ箱を広げたような印象です」と表現し、「でも、劇中の防弾ジャケットって本当にあるんですよ。すべてがファンタジーではなく理にかなっている」とリアリティも追求した魅力に言及した。

さらに「銃の距離感が変わった」と初めて「ジョン・ウィック」を観た際のことを回想。銃を使った対人距離の近いアクション描写にそれまでの固定観念が覆されたそうで、「(監督の)チャド(・スタエルスキ)さん自身が格闘技が大好きで、実際に日本でも試合したことがある格闘家。柔術、合気道、日本の刀や空手が大好きで、そこに銃やカンフーなどもミックスしたような感じなんですかね。新しかったです」と続けた。

スタエルスキと旧知の仲であるアクション監督・谷垣健治の紹介で、「ジョン・ウィック:コンセクエンス」に携わることになったという川本。彼は「一観客として観ていた作品に、まさか自分が関われるなんて」と当時を振り返り、「真田広之さんが、シマヅという役名で出演されていますが、当時は下の名前が決まっていなかった。すると真田さんが僕の下の名前の『コウジ』をもらっていい?と。それでシマヅコウジに決まったんですよ」と裏話も明かした。

4作目に出演したドニー・イェンはアクションに相当なこだわりがあったよう。川本は「もっといいものにしたいという意図ではあるんですけど、現場でどんどんアクションを変えていく。そうなると、真田さんの受け方や攻撃も変わってくるので、それに付き合わないと駄目なんですよね(笑)」と述懐。また主演のキアヌ・リーヴスについては「本当に努力家」と表現し、「撮影インの3カ月前に、アクション作りと役者トレーニングを始めたんですが、週5で朝9時から12時ぐらいまで練習に来て。その後も、休まず車や銃の練習をしていました」と伝えた。

イベント終盤には「バレリーナ:The World of John Wick」の話題も。ひと足先に鑑賞した川本は「予告にもに出てると思うんですけど、あの火炎放射器のシーンが大好きで。『ジョン・ウィック』を初めて観たときの衝撃を思い出しました。やっぱり、固定観念を壊されましたね」と語る。主演のアナ・デ・アルマスについては「かなりボリューミーなトレーニングをやられていて、実際に痛そう……。かなり体を張ってがんばってると思います」と話した。

レン・ワイズマンが監督を務めた「バレリーナ:The World of John Wick」は8月22日より全国ロードショー。

※「バレリーナ:The World of John Wick」はR15+指定作品

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