“ヌーベルバーグ”をモチーフにしたPFF予告解禁、長谷川七虹を捉えた新ビジュアルも
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PFFアワード2025の新ビジュアル
第47回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)2025の予告編がYouTubeで公開。あわせてPFFアワード2025の新ビジュアルが解禁された。
今回の映画祭のキーワードである“ヌーベルバーグ”をモチーフに制作された予告には、上映される6企画・全59作品のスチルや映像が次々と映し出される。制作を担ったのは「東京カウボーイ」の編集でも知られる井上ヤス。同予告編は8月22日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、ユーロスペースでも観ることができる。
PFFアワードは“映画の新しい才能の発見と育成”をテーマに1977年より行われてきたコンペティションだ。今年のビジュアルには撮り下ろしの写真が使用されており、撮影を「若き見知らぬ者たち」やドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」にスチルカメラマンとして参加している写真家・向後真孝が担当。PFFアワード2024で審査員特別賞を受賞した「さよならピーチ」の主演・長谷川七虹をモデルに迎え、映画祭の会場である東京・国立映画アーカイブで撮影した。
第47回ぴあフィルムフェスティバルは、9月6日から20日まで開催される。なお、8月22日から24日まではPFFアワード2025のオンライン試写会も実施。募集人数は各プログラム20名の合計180名となっており、申し込みを8月20日18時まで詳細ページの応募フォームにて受け付ける。
第47回ぴあフィルムフェスティバル2025
2025年9月6日(土)~20日(土)東京都 国立映画アーカイブ
※月曜休館
PFFアワード2025 入選作品
- 「あの頃」監督:戸田遥太(18歳 / 埼玉県出身 / 埼玉県立松山高等学校 映像制作部)
- 「アンダー・マイ・スキン」監督:細川巧晴(21歳 / 富山県出身 / 京都芸術大学 芸術学部 映画学科)
- 「カクレミノ」監督:澤田晴(22歳 / 福井県出身 / 長岡造形大学 視覚デザイン学科)
- 「空回りする直美」監督:中里ふく(20歳 / 東京都出身 / 東放学園映画専門学校 映画制作科)
- 「黄色いシミ」監督:野村一瑛(29歳 / 東京都出身 / フリーター)
- 「傷ついた天使」監督:田辺洸成(21歳 / 福岡県出身 / 青山学院大学 総合文化政策学部)
- 「Caravan」監督:庄司皓(23歳 / 宮城県出身 / 同志社大学)
- 「屈折の行方」監督:鴨林諄宜(25歳 / 大阪府出身 / フリーター)
- 「紅の空」監督:瀨川翔(17歳 / 東京都出身 / 三田国際科学学園高校)
- 「CROSS-TALK」監督:原田捷(24歳 / 神奈川県出身 / 会社員)
- 「郷」監督:伊地知拓郎(27歳 / 鹿児島県出身 / 映画監督)
- 「人生はいつだってHARDだ」監督:笠原崇志(30歳 / 宮城県出身 / 俳優)
- 「名前をつけるのは、これから」監督:直林水悕(29歳 / 福岡県出身 / 会社員)
- 「ノイズの住人」監督:アンドレス・マドルエニョ(30歳 / メキシコ出身 / 武蔵野美術大学大学院 映像・写真コース)
- 「PEAK END」監督:シン・チェリン(26歳 / 韓国出身 / 京都芸術大学 芸術学部 映画学科)
- 「BRAND NEW LOVE」監督:岩倉龍一(22歳 / 神奈川県出身 / 東京造形大学 造形学部 映画・映像専攻)
- 「僕はガタロウ」監督:久保地穂乃(24歳 / 東京都出身 / フリーター)
- 「マイ スモール ワールド」監督:丸岡優月(21歳 / 愛知県出身 / 名古屋学芸大学 映像メディア学科)
- 「宮沢さんは剥がさせないっ!」監督:金澤誠人(16歳 / 東京都出身 / 東京都立工芸高等学校 マシンクラフト科)
- 「ロ-16号棟」監督:井上優衣(21歳 / 東京都出身 / 武蔵野美術大学 造形構想学部 映像学科)
- 「惑星イノウエ」監督:鈴木大智(22歳 / 東京都出身 / 東京造形大学 造形学部 映画・映像専攻)
- 「ワンダリング・メモリア」監督:金内健樹(35歳 / 東京都出身 / フリーター)