大泉洋の主演ドラマ「ちょっとだけエスパー」10月からテレ朝で放送、脚本は野木亜紀子

大泉洋が主演を務めるテレビドラマ「ちょっとだけエスパー」が、10月からテレビ朝日系でスタートする。

「ちょっとだけエスパー」は野木亜紀子が脚本を手がけるテレビドラマ。サラリーマンの文太（大泉）は会社をクビになったうえ、妻と離婚し、財産分与と慰謝料で貯金は底をつき、ネットカフェを泊まり歩いていた。ある日、とある会社の最終面接に合格した彼は、社長から「君には今日から、ちょっとだけエスパーになって、世界を救ってもらいます」と言われ……。

放送に向け大泉は「まだ言えないんですが、出演する役者の皆さんがとても魅力的で豪華な方ばかりなんです。野木さんの脚本の中で、その方たちとのお芝居がどうなっていくのかが一番楽しみですね。私はちょっとだけ能力を持っておりまして、そういう仲間がたくさん出てきます。そんな人たちが、じわじわと世界を救い始めます。バカバカしいお話かと思いきや、すごい展開になっていくので、きっと皆さんにとっても楽しい３カ月になると思います。来週はどうなるんだろうと、予測しながら楽しんでいただければ……ひょっとしたら、皆さんにも“ちょっとだけエスパー”の力が生まれるかもしれませんよ」とコメント。

野木は「大泉さんが大泉さんをしているときがいちばん好きなので、大泉さんが大泉さんなドラマを考えたら、ちょっとだけエスパーになりました。すごくない、ちょっとだけ」と語る。また子供時代に「童夢」「AKIRA」「里見八犬伝」「テラ戦士ΨBOY」「帝都物語」といった作品のファンだったという野木は「SFといっても本作は“少し不思議”（藤子・F・不二雄の言葉）のSFで、派手な能力は出てきません。雇われエスパーの文太たちは、ちょっとだけの能力で、ちょっとしたミッションを繰り返す。小さな一匹の蜂は、未来を変えることができるのか？ 世界からこぼれ落ちた彼らの、悲喜こもごもの物語。毎週火曜よる9時より、ちょっとだけお付き合いください」と視聴者にメッセージを送った。

なおこれから発表される共演者について大泉は「実は過去に共演したことがあります。その方の兄役を演じました。あとあまり民放の連ドラのイメージがない方なので、とても新鮮だと思います。もちろん人気もありますし、皆さんが大好きな方じゃないでしょうか。僕もご一緒するのは久しぶりなので、すごく楽しみです」と、“ちょっとだけ”ヒントを出している。

「ちょっとだけエスパー」

放送日時

テレビ朝日系 2025年10月～ 毎週火曜21:00～21:54

スタッフ

脚本：野木亜紀子
監督：村尾嘉昭、山内大典

出演

大泉洋 ほか