セレステ・ダッラ・ポルタが「パルテノペ」語る、大島依提亜による特別ポスターも公開

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25/8/19(火) 17:00

大島依提亜による「パルテノペナポリの宝石」特別ポスタービジュアル

パオロ・ソレンティーノが監督を務めた映画「パルテノペナポリの宝石」が8月22日に公開。このたび大島依提亜が手がけた特別ポスタービジュアル6種が解禁に。あわせて主演のセレステ・ダッラ・ポルタが役への思いを語る特別映像もYouTubeで公開された。

ソレンティーノが初めて女性を主人公に据えた本作は、1950年に南イタリアのナポリに生まれ、人魚の名でナポリの街を意味する“パルテノペ”と名付けられた女性の生涯を描いた人生讃歌。輝きに満ちた青春時代を送っていた彼女だったが、23歳の夏、ある出来事がきっかけで人生が一変する。そして年齢と経験を重ねる中、苦悩するようになった彼女を救ったのは恩師である人類学の教授だった。

劇中にてさまざまな変化を見せるパルテノペ。大島が手がけた特別ポスタービジュアルには、彼女の希望に満ちた表情や、悲しみを秘めた物憂げな様子、人魚を彷彿とさせる姿などがデザインされた。

パルテノペを演じたダッラ・ポルタは、映像の中で彼女を「自由な女性の象徴」と紹介。また「批判されることを恐れない。美人なだけと思われても平気。そんな彼女が苦悩し始める。演じやすかったのは彼女の明るさより悲しみのほうね」と語る。またソレンティーノからは多くの助言をもらったそうで、「その中でも大切にしてたのは、“自分は自由だと意識し続けること”」と振り返った。

第77回カンヌ国際映画祭に出品された「パルテノペナポリの宝石」は、東京・新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下ほか全国で順次公開。製作にはラグジュアリーブランドとして知られるサンローラン傘下のサンローランプロダクションが名を連ねた。

※「パルテノペナポリの宝石」はR15+指定作品