「落下の解剖学」「関心領域」ザンドラ・ヒュラーの特集上映決定、来日トークショーも
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「特集・ザンドラ・ヒュラー ──変幻する〈わたし〉のかたち」キービジュアル
ドイツの俳優ザンドラ・ヒュラーの上映企画「特集・ザンドラ・ヒュラー ──変幻する〈わたし〉のかたち」が10月3日から16日にかけて東京・YEBISU GARDEN CINEMAで開催。トークショーのため、ヒュラーが初来日することが決定した。
ヒュラーは、第76回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門 パルムドールを受賞した「落下の解剖学」、第96回アカデミー賞 国際長編映画賞と第76回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門 グランプリを獲得した「関心領域」にそれぞれ主演。2016年製作の「ありがとう、トニ・エルドマン」で国際的に注目を集め、歴史劇、社会派ドラマ、コメディなど幅広いジャンルの作品に出演している。
今回の特集では、日本初上映作を含めた出演作7本を上映する。雪山の山荘で起こった転落死事件を軸にした「落下の解剖学」、アウシュヴィッツ強制収容所と壁1枚隔てた屋敷に住む所長とその家族の平和な暮らしを描く「関心領域」、正反対の性格を持つ父娘が心の距離を縮めていく「ありがとう、トニ・エルドマン」、旧東ドイツ・ライプツィヒ近郊のスーパーマーケットを舞台にした「希望の灯り」がラインナップされた。
加えて初上映となるのは「レクイエム(原題:Requiem)」「エリザベートと私(原題:Sisi & Ich)」「二対一 東ドイツ通貨統一の夏に発見した大切なこと(原題:Zwei zu eins)」。1970年代ドイツの田舎町を舞台にした「レクイエム」は、てんかんの持病を抱えながら薬を絶ち、「悪魔に取り憑かれた」と信じるようになった女性の物語。主人公が心の闇を深めていく中、彼女の信仰を揺るがす神父2人が現れる。同作は" data-gtm-click="記事_セクション_本文_手動リンク">第56回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を獲得した。
「エリザベートと私」は19世紀末、結婚も修道院行きも拒んだハンガリーの伯爵令嬢イルマが、孤独に暮らすオーストリア皇后のシシィことエリザベートの侍女となることから展開。ギリシャ・コルフ島にある、女性だけの館でともに時間を過ごすうちに、2人は歪んだ共依存関係に陥ることになる。
「二対一 東ドイツ通貨統一の夏に発見した大切なこと」では東ドイツの町を舞台に、東西ドイツ統一前夜の大冒険が描かれる。1990年夏、幼なじみ3人が旧体制下で廃棄されるはずだった紙幣が大量に置かれている地下坑道を発見。3人は仲間と協力し、物資と交換するための独自の流通網を築き上げていく。
ヒュラーによるトークショーは、10月5日13時からの「レクイエム」上映後に行われる。チケットは9月24日24時から" target="_blank">YEBISU GARDEN CINEMA公式サイトで販売。また10月3日には字幕翻訳者の吉川美奈子、10月6日には「アートとフェミニズムは誰のもの?」著者の村上由鶴、10月8日にはドイツ文学者・翻訳家・早稲田大学文学学術院教授の松永美穂が登壇するイベントも開催される。
YouTubeでは特集の予告編が公開中。
※ザンドラ・ヒュラーの来日は諸般の事情により中止になりました。詳しくはゲーテ・インスティトゥート東京による公式発表をご覧ください
「特集・ザンドラ・ヒュラー ──変幻する〈わたし〉のかたち」開催情報
開催日時・開催場所
2025年10月3日(金)~10月16日(木)東京都 YEBISU GARDEN CINEMA
上映作品
「落下の解剖学」
「関心領域」
「ありがとう、トニ・エルドマン」
「希望の灯り」
「エリザベートと私」
「二対一 東ドイツ通貨統一の夏に発見した大切なこと」
「レクイエム」
※「エリザベートと私」「二対一 東ドイツ通貨統一の夏に発見した大切なこと」「レクイエム」は日本初上映
ザンドラ・ヒュラー初来日記念 特別トークショー 開催日時・開催場所
2025年10月5日(日)13:00~「レクイエム」上映後
<出演者>
ザンドラ・ ヒュラー / 月永理絵(司会・聞き手)
開催記念イベント 開催日時・開催場所
2025年10月3日(金)19:00~「二対一 東ドイツ通貨統一の夏に発見した大切なこと」上映後
<出演者>
吉川美奈子
2025年10月6日(月)19:00~「エリザベートと私」上映後
<出演者>
村上由鶴
2025年10月8日(水)19:00~「希望の灯り」上映後
<出演者>
松永美穂
※追加イベントがある場合は特集公式サイトに掲載

