妻夫木聡、広瀬すずらが熱き想いを語る『宝島』インタビュー&メイキングを収録した特別映像公開
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『宝島』 (C)真藤順丈/講談社 (C)2025「宝島」製作委員会
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妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太らが共演する映画『宝島』より、特別映像が公開された。
本作は、戦後沖縄を舞台にした真藤順丈による小説『宝島』を原作に、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史が2度の撮影延期の危機を乗り越えながら完成させた作品。日本に見捨てられ、アメリカに支配された沖縄で、混沌とした時代を全力で駆け抜けた“戦果アギヤー”と呼ばれる若者たちの姿を壮大なスケールで描く。
公開されたのは、キャストのインタビューやメイキングシーンを収めた特別映像「−たぎる想い編−」。冒頭、「新しい命の鼓動みたいなものが動き出すのが聞こえた気がした」と、完成した本作を観た直後の心境を静かに噛みしめる妻夫木の姿が映し出される。クライマックスのコザ暴動のシーン、自身が演じる主人公・グスクが大群衆のなか魂を震わせるシーンを重ね「圧倒された」と明かす妻夫木。アメリカ統治下時代の沖縄を生きる登場人物たちひとりひとりの激情に想いを馳せながら、「(みんなの感情が)大きなうねりとなって、叫びとなって流れていく。生きる力をまじまじと感じさせられた」と力強く語りかける。
また、グスクとともに激動の時代を駆け抜けたヤマコ、レイ、オンを演じた広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太の撮影現場でのインタビュー映像も収録。「この数年1回ももう泣かなくてもいいと思うくらい、すごい泣いた」と撮影時を振り返り、“一生分”と言っていいほどの感情を爆発させたという広瀬をはじめ、“壮大すぎる”撮影規模に衝撃を受けたことを語る窪田。そして、それらを束ねた大友監督の“命がけの”覚悟に最大の賛辞を贈る永山が、撮影を通して感じたそれぞれの想いを打ち明けている。
映像では、延べ2000人を超えるエキストラが参加したコザ暴動のシーンで、熱気漂う撮影現場でひとりひとりにまで丁寧に演出をつける大友監督の姿も。「心の奥の奥の奥の底にある叫びを表現したいと思った」と語る大友監督が指揮を執り、緊迫感のなか撮影された迫力あるシーンのメイキングは必見だ。
『宝島』特別映像 −たぎる想い編−
<作品情報>
『宝島』
9月19日(金) 公開
公式サイト:
https://www.takarajima-movie.jp
(C)真藤順丈/講談社 (C)2025「宝島」製作委員会
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