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“マリアの信念に触れる”ミュージカル「マリー・キュリー」昆夏美と星風まどかが意気込み

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ナタリー

左から鈴木裕美、昆夏美、星風まどか、マルタ・ジェリンスカ2025年日本国際博覧会ポーランド政府副代表。

ミュージカル「マリー・キュリー」の取材会が昨日8月25日に大阪・関西万博会場内ポーランドパビリオン コンサートホールで行われ、タイトルロールを演じる昆夏美、星風まどか、演出の鈴木裕美が意気込みを述べた。

ミュージカル「マリー・キュリー」では、ポーランドの科学者で、2度のノーベル賞に輝いた、マリー・キュリーことマリア・スクウォドフスカ=キュリーを題材に、その揺るぎない信念が描かれる。同作は2018年に韓国で初演され、日本では2023年に上演。今回はキャストを一新して再演される。日本版では“ファクション・ミュージカル”を掲げ、科学者マリー・キュリーの生涯が、史実(ファクト)と虚構(フィクション)を織り交ぜて描かれることも特徴だ。

取材会で昆は「私には到底想像がつかないほどの超えなければいけない壁が、ずっとマリーさんの人生にのしかかっている。それを超える信念というか、内なる秘めた強さというものを彼女の核として役作りをしていきたい」、星風は「彼女がこうと決めたら最後までやり遂げるという強い信念みたいなものは、私自身も計り知れない。私もそうなりたい、そうでありたい」と言葉に力を込めた。

また、鈴木は「私たちはやっぱり“キュリー夫人”という名前で伝記を読んでいたと思うのですが、“誰かの奥さん”ではなくて、個人の名前が(作品の)タイトルになっているということが、ある意味すべてだと思います。彼女は彼女として生きたんだということ、そのタイトルこそが女性たちへの励ましにもなるはず」と言い、「ここにものすごく頑張った女性がいたよ!ということをお目にかけられる思います」とアピールした。

取材会に参加した2025年日本国際博覧会ポーランド政府副代表のマルタ・ジェリンスカは、「マリアさんは人生において、様々な立場で生きてきました。例えば、お母さんとして、妻として、そして科学者として、それぞれの立場における彼女の力を、感じていただければと思います」と話した。

公演は10月25日から11月9日まで東京・天王洲 銀河劇場、28日から30日まで大阪の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで行われる。

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