劇場を寒々しく…加藤シゲアキ・南沢奈央ら出演の「2時22分 ゴーストストーリー」上演決定
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左から加藤シゲアキ、葵わかな、南沢奈央、松尾諭。
加藤シゲアキが主人公を演じる「2時22分 ゴーストストーリー」が、来年2・3月に東京・愛知・大阪で上演される。
「2時22分 ゴーストストーリー」はテレビやラジオ、舞台など多彩なジャンルの作品を手がけるダニー・ロビンズ脚本のホラーサスペンス。2021年にイギリス・ロンドンで初演され、2022年のローレンス・オリヴィエ賞では3部門にノミネートされた。劇中では、毎晩2時22分に家で起こる不可解な現象に悩まされるジェニーとそれを信じない夫サム、ディナーに招かれ、2時22分まで滞在することになったローレンとベンの2組のカップルの様子が描かれる。
サムを加藤、ジェニーを葵わかなが演じるほか、サムの旧友・ローレン役で南沢奈央、サムのボーイフレンド・ベン役で松尾諭が出演する。そのほか、岡崎さつき、駒井健介がキャスティングされた。また、森新太郎が日本版のオリジナル演出を担当する。
加藤は「2026年の2月、劇場は日本でもっとも寒々しくなるでしょう。この公演を観れば、この先2時22分が怖くてしかたなくなる……かもしれません。その感覚を観客の皆様にひとしく体験していただきたく、ぜひ本公演に関しましては全く予習をせずに、また観劇後も他の人に内容を教えないよう、どうぞよろしくお願いいたします」とアピールした。
公演は来年2月6日から3月1日まで東京・シアタークリエで行われ、3月に愛知・大阪公演を予定している。東京公演のチケット一般販売は12月に開始される。葵、南沢、松尾のコメントは以下の通り。
葵わかなコメント
脚本の本編の前に書かれていた、ダニー・ロビンスさんのホラーに対する想いを読んで、とても興味深いと思いました。ホラーの舞台は経験がないのですが、想像するだけでとてもワクワクしています。演出の森さんとまたご一緒できる事も、緊張もありますが、楽しみです。ぜひ劇場で一緒に体験してください!
お待ちしています。
南沢奈央コメント
同じ場所にいて会話しているけど、見ているものって違うんだなぁと、戯曲を読みながらホラーミステリ的怖さと会話の面白さにゾクゾクしていましたが、ラスト……! その衝撃に鳥肌が立って、つい声が漏れました。
この濃密な会話劇。森新太郎さん演出で、魅力的なキャストのみなさんと共に作っていけるのを想像して、またゾクゾクしています!
松尾諭コメント
今回ようやく念願叶って森新太郎さんとご一緒できる事が今からとても楽しみです。ただ欲を言うと森さんの演出によるこの芝居を、そしてラストの▲☓@※□を僕も客席で味わいたかった。
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