timelesz寺西拓人が劇場アニメ「迷宮のしおり」で謎めいた天才に、ボイス収めた特報公開

timeleszの寺西拓人が劇場長編アニメーション「迷宮のしおり」に声優として出演していることが明らかに。公開日が2026年1月1日であることが発表となり、YouTubeで解禁された特報映像にて、SUZUKA（新しい学校のリーダーズ）や寺西演じるキャラクターのボイスが初披露された。

「マクロス」「アクエリオン」シリーズで知られる河森正治が監督を務めた本作は、突然スマートフォンが割れて誰もいない横浜に飛ばされた女子高校生・前澤栞を主人公とする異世界青春ファンタジー。彼女がスマホの中に閉じ込められている一方、現実世界ではもう1人の自分である“SHIORI”が自由奔放に振る舞っていた。そして栞は、SHIORIの暴走を食い止めるべく、奇妙なスマホの迷宮から抜け出すため奮闘する。SUZUKAが栞とSHIORI、原田泰造（ネプチューン）が栞と出会うウサギのスタンプ・小森、伊東蒼が栞の幼なじみである女子高校生インフルエンサー・倉科希星、齋藤潤が栞のクラスメイトでお調子者の山田に声を当てたことは既報の通りだ。

寺西が本作で演じるのは、スマホと人間の脳を直接つなぐ研究をしている大学生であり、国際的に注目される若き起業家の架神傑（かがみすぐる）。彼は栞に「本来の自分を取り戻させてあげる」と手を差し伸べる一方、現実世界でSHIORIにも接触し、“ある計画”をささやきかける物語のキーパーソンだ。

初めて声優としてアフレコに挑んだ寺西は「右も左も分からない状況の中、体当たりでぶつかってみたところ、監督はじめスタッフの皆様がたくさん褒めてくださり、危うく勘違いしてしまいそうでした」と述べ、「ほとんどの人がスマホを持っているこの時代で、スマホと、そして人との関わり方について考えさせられる作品になっています。ぜひ劇場でご覧ください」と呼びかけた。

また河森は「寺西さんは今回が声優初挑戦でしたが、以前から舞台でのご活躍を拝見しており、その演技の幅広さに感銘を受けていたので楽しみでした」と明かし、「ここでしか聴けない甘いささやきや、強烈な雄叫びも、ぜひご期待ください！」と期待を煽った。

「迷宮のしおり」は東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

寺西拓人 コメント

架神傑役を務めました、寺西拓人です。
いつかは…と思っていた声優のお仕事に、今回初めて挑戦させていただきました。
初めてのアフレコで右も左も分からない状況の中、体当たりでぶつかってみたところ、監督はじめスタッフの皆様がたくさん褒めてくださり、危うく勘違いしてしまいそうでした。架神傑の、どこか掴めない雰囲気を感じてもらえたら、と思います。ほとんどの人がスマホを持っているこの時代で、スマホと、そして人との関わり方について考えさせられる作品になっています。ぜひ劇場でご覧ください。

河森正治 コメント

寺西さんは今回が声優初挑戦でしたが、以前から舞台でのご活躍を拝見しており、その演技の幅広さに感銘を受けていたので楽しみでした。
傑はミステリアスな野心家で、栞とSHIORIを翻弄する難しい役どころです。その複雑な心情を魅力的に表現してくださいました。
ここでしか聴けない甘いささやきや、強烈な雄叫びも、ぜひご期待ください！

©『迷宮のしおり』製作委員会